- 首都圏模試の公開模試の日程が知りたい
- 首都圏模試の公開模試の種類と難易度が知りたい
- 首都圏模試の公開模試の対策方法が知りたい
そんな疑問にお答えします。
首都圏模試が実施している公開模試は、「合判模試」「適性検査型模試」「難関合格スキル模試」の3つです。
中堅以下を志望する受験生でも参加しやすい模試から、難関校受験生向けの模試まで、幅広いレベルを対象としています。また、郵送を使って自宅受験できる制度があり、塾・家庭教師・自宅勉強などあらゆる方法で受験を目指す人が多数利用します。
今回は、首都圏模試の日程・難易度・種別ごとの対策について解説します。
自分に合ったレベルの模試に申し込み、実力や苦手単元の把握に役立てましょう!
大手塾の公開模試日程をまとめて見たい方は、公開模試の日程まとめ(サピックス・日能研・四谷大塚・首都模試をごらん下さい。
【首都圏模試】公開模試の日程
首都圏模試の公開模試は、以下の3つです。
- 合判模試
- 適性検査型模試
- 難関合格スキル模試
合判模試の日程(2022年予定)
実施回 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
実施日 | 申込締切 | 実施日 | 申込締切 | 実施日 | 申込締切 | |
第1回 | 1月9日(月) | 1月5日(木) | 7月3日(日) | 6月28日(火) | 4月17日(日) | 4月12日(火) |
第2回 | - | 9月4日(日) | 8月30日(火) | 7月3日(日) | 6月28日(火) | |
第3回 | - | 10月2日(日) | 9月27日(火) | 9月4日(日) | 8月30日(火) | |
第4回 | - | 12月4日(日) | 11月29日(火) | 10月2日(日) | 9月27日(火) | |
第5回 | - | 1月9日(月) | 1月5日(木) | 11月3日(祝) | 10月28日(木) | |
第6回 | - | - | 12月4日(日) | 11月29日(火) |
適性検査型模試の日程(2022年予定)
実施回 | 5年生 | 6年生 | ||
---|---|---|---|---|
実施日 | 申込締切 | 実施日 | 申込締切 | |
第1回 | 9月20日(祝) | 9月14(火) | 7月10日(日) | 7月6日(水) |
第2回 | - | 9月19日(祝) | 9月13日(火) | |
第3回 | - | 11月20日(日) | 11月15日(火) |
難関合格スキル模試の日程(2022年予定)
実施回 | 実施日 | 申込締切 |
---|---|---|
第1回 | 10月8日(土)~ 10月16日(日) |
10月1日(土) |
※2022年度日程は調整中 |
【首都圏模試】合判模試の難易度と対策
首都圏模試による、合判模試の特徴・難易度・対策について解説します。
合判模試の特徴
- 4年生の冬から始まり、5~6年生を中心に実施される
- 相対評価と絶対評価を採用した採点方式
- 志望校選択の判断材料として使うのに便利
首都圏模試が実施する合判模試は、志望校選択や苦手分野領域の分析に役立つ模試です。
首都圏における最多参加人数を誇る公開模試であり、最大6校の志望校を選択することで合格判定を出してくれます。同じ志望校を選択したひとたちの併願校データも出てきますので、第一志望以外を選ぶ際にも便利です。
また、相対評価と絶対評価の両方を採用した採点方式が特徴です。
基本的な知識を問いながら受験を勝ち抜くために必要な「上位偏差値を取る力」と、ダイバーシティ時代を生き抜くために必要な「思考力を磨く力」を別枠で表示します。
記述や応用問題の多い私立校や、適性検査対策が必要な中高一貫校を目指す受験生にとってもメリットの多い模試であることが分かります。
- 自分の位置や弱点を把握したい人
- 自宅で受験したい人
合判模試の受験料・時間・配点・会場
受験料 | 6年生5,500円、4~5年生4,950円 |
---|---|
時間 | 国語50分、算数50分、社会35分、理科35分 |
会場 | 首都圏の各学習塾および各中学校、または自宅 |
大規模な公開模試では珍しく、自宅で受験できるのも特徴です。
合判模試の難易度
難易度:
首都圏模試の合判模試は、進学塾主催でないこともあり、幅広い学力の受験生が申し込みます。また、小4~5年生にかけて少し遅めの段階から中学受験を検討しはじめた人や、中学受験をするか迷っている人が利用することも多いのも特徴です。
そのため、難易度も比較的易しめに作られています。難問・奇問への対応力より、基本的な知識を間違いなく使える「確実性」を問う設問がほとんどなので、まずは基礎固めを徹底的におこないましょう。
合判模試の対策
- 出題範囲のチェックは必須
- 基礎基本を重視したオーソドックスな問題を繰り返そう
- 時間配分を意識することも大切
合判模試は、基礎・基本を重視した出題がほとんどです。まずは基本的な知識を身につけられるよう、オーソドックスな問題を繰り返し解いていきましょう。
出題範囲は、公式ホームページに掲載されます。塾ごとに学習進度が異なることもあるため、範囲を確認しながら対策していきましょう。時間配分を意識し、自分の集中力が続く時間の長さや解く順番を考えておくのも有効です。
【首都圏模試】適性検査型模試の難易度と対策
首都圏模試による、適性検査型模試の特徴・難易度・対策について解説します。
適性検査型模試の特徴
- 6年生を中心に、5年生から実施される
- 適性検査や総合型・思考力型入試の判定におすすめ
- 科目を横断した複合的な知識を使うことが多い
適性検査型模試は、国立・公立中学校で採用されている総合型問題や思考力型問題に特化した模試です。受験倍率が非常に高い、公立中高一貫校の適性検査型模試に対応しているため、科目を横断した複合的な入試を突破したい人にむいています。
- 公立中高一貫校を受験予定の人
- 適性検査型の入試を受験予定の人
適性検査型模試の受験料・時間・配点・会場
受験料 | 5,500円 |
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時間 | 適性検査A~Eまで各45分 |
会場 | 首都圏の各学習塾および各中学校、または自宅 |
適性検査型模試の難易度
難易度:
適性検査型模試は、基本的な知識が身についていることを前提に、科目や単元を横断した複合的な問題が出題されます。
知識・理解を問う基本的な問題と、論理的思考力を問う応用・論理問題と、創造的思考を問う記述問題との3つに大きく分かれていますので、同じ単元でも視点を変えて演習していくのがよいでしょう。
国立や公立校だけでなく、難関私立中学の応用問題にも対応しているため、合判模試よりも難易度は高い傾向にあります。
適性検査型模試の対策
- 資料やデータを使う問題に取り組んでおく
- 基本的な記述力を磨いておく
- たくさんの出題パターンに触れておく
適性検査型問題には、グラフ・図・史料・地図などの資料やデータが多く使われます。基本的な知識をもとに「読み解く力」や「考える力」を発揮する必要がありますので、図表問題に積極的に取り組みましょう。たくさんの出題パターンに触れておくのも効果的です。
また、正しい日本語で表現できるように、基本的な記述力を磨いておきましょう。100~200文字程度の短文で問題ありませんので、小作文を書く習慣を身につけるとよいです。
【首都圏模試】難関合格スキル模試の難易度と対策
首都圏模試による、難関合格スキル模試の特徴・難易度・対策について解説します。
難関合格スキル模試の特徴
- 最難関校独特の問題に触れられる
- 第1志望校と、第2~6志望校をそれぞれ選択する
- 1週間程度のなかで集中的におこなわれる
首都圏模試による難関合格スキル模試は、難関中学や人気中学の受験生を対象に開催される公開模試です。
第1志望校を選択し、その後第2~6志望校を選択するという特色があり、高度な思考力を問う問題や個性的な問題への対応力を判断しながら合格率を算出します。
例年夏前に実施されていましたが、2020年は新型コロナウイルス流行のため秋の実施に変更されました。2021年の実施日程は現在調整中ですので、最新情報を公式ページでチェックしておきましょう。
- 難関校への受験を予定している人
- 自宅で受験したい人
難関合格スキル模試の受験料・時間・配点・会場
受験料 | 6年生5,500円、4~5年生4,950円 |
---|---|
時間 | 国語50分、算数50分、社会40分、理科40分 |
会場 | 首都圏の各学習塾および各中学校、または自宅 |
難関合格スキル模試の難易度
難易度:
開成・麻布・栄光・聖光・雙葉・フェリス・渋谷幕張など、首都圏の最難関校受験を視野に入れて問題が作成されています。そのため他の模試と比べて高い難易度になっており、独特な解法を使うものも多く、応用力が求められます。
既にある基本的な知識を正しく活用することはもちろん、その知識をベースに「見たことのないような問題」を切り開く力を身に付けつけましょう。
難関合格スキル模試の対策
- 自分の考えを伝える練習をしておく
- 難関校の出題傾向を把握しておく
第1志望校として選べる中学の出題傾向を把握しておけば、当日慌てません。独特な問題にたくさん触れておくことで、自分の経験値もあげられるでしょう。
また、自分の考えを文章で人に伝える練習をするのもおすすめです。
最新のニュースや史料に対する感想だけでなく、数学・理科分野において「なぜその解答を導き出したのか」を言語化しておくことで、自由な記述を乗り切る力が身につきます。
模試のための一朝一夕な対策ではなく、常日頃から長期的な目線で取り組んでいく必要があります。
【首都圏模試】公開模試の偏差値
首都模試の公開模試偏差値一覧
首都模試の公開模試偏差値の最新情報は、サピックス・四谷大塚・日能研・首都模試の偏差値一覧に掲載しています。
各塾の偏差値の違いも合わせて確認できるので、参考にして下さい。
【首都圏模試】併願日程シミュレーションツール
首都圏模試に申し込むと、マイページから志望校の併願日程を検討するツールを利用できます。
- 首都模試のマイページに登録する
- 志望校登録をする
- 併願日程が表示されるので、希望の学校を選択
- 選択した志望校で併願日程が組まれる
※掲載している学校は、上から順に選択した学校です
【首都圏模試】公開模試を上手に利用して志望校への合格を掴み取ろう
本記事では、首都圏模試の公開模試を紹介しました。
首都圏模試の公開模試は、以下の3つです。
- 合判模試
- 適性検査型模試
- 難関合格スキル模試
公開模試は、理解していない部分を把握するためのツールです。結果に一喜一憂せずに、間違えていたら解き直しをしっかりやりましょう。
中学受験には成績の悩みがつきものです。
我が家でも、塾や家庭教師や個別指導塾など、いろいろな所に学習相談をしました。
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