- サピックスの公開模試の日程が知りたい
- サピックスの公開模試の種類と難易度が知りたい
- サピックスの公開模試の対策方法が知りたい
そんな疑問にお答えします。
サピックスの公開模試は、難関中学を志望する受験生が数多く集まります。 小学校3年生対象の実力診断模試から、小学校6年生対象の合格力判定模試までラインナップも幅広く用意されています。
今回は、サピックス公開模試の日程・難易度・種別ごとの対策について解説します。
受験を検討している方は、是非目を通してみてください!
大手塾の公開模試日程をまとめて見たい方は、公開模試の日程まとめ(サピックス・日能研・四谷大塚・首都模試をごらん下さい。
【サピックス】公開模試の日程
サピックスの公開模試は、以下の3つです。
- 志望校判定サピックスオープン
- 合格力判定サピックスオープン
- 学校別サピックスオープン
志望校判定サピックスオープンの日程(2022年予定)
実施回 | 実施日 | 申込期限 | 成績公開日 | |
---|---|---|---|---|
サピックス生 | 一般生 | |||
第1回 | 4月17日(日) | 4月11日(月) | 4月16日(土) | 4月26日(火) |
第2回 | 6月12日(日) | 6月6日 (月) |
6月11日 (土) |
6月18日(土) |
合格力判定サピックスオープンの日程(2022年予定)
実施回 | 実施日 |
---|---|
第1回 | 9月25日(日)午前・午後 |
第2回 | 10月23日(日)午前・午後 |
第3回 | 11月13日(日)午前・午後 |
第4回 | 12月4日(日)午前・午後 |
午前:9:00-12:30
午後:13:30-17:00
学校別サピックスオープンの日程(2022年予定)
実施回 | 実施日 | 対象校 |
---|---|---|
第1回 | 9月19日(祝) 午前・午後 |
麻布・栄光学園・開成・慶應中等部・慶應普通部・駒場東邦・武蔵・早稲田・早大学院・桜蔭・女子学院・フェリス女学院・雙葉 |
第2回 | 9月23日(祝)午前 | 筑波大附属駒場 |
第3回 | 9月25日(日)午前 | 渋谷渋谷 |
第4回 | 10月23日(日)午前 | 聖光学院 |
第5回 | 11月3日(祝)午前 午前~午後 |
慶應湘南藤沢・渋谷幕張 灘 |
第6回 | 11月13日(日)午前 | 駒場東邦・豊島岡女子 |
第7回 | 11月23日(祝) 午前・午後 |
麻布・栄光学園・開成・慶應中等部・慶應普通部・武蔵・早稲田・早大学院・桜蔭・女子学院・フェリス女学院・雙葉・早稲田実業 |
第8回 | 12月4日(日)午前 | 筑波大附属駒場 |
【サピックス】志望校判定サピックスオープンの難易度と対策
志望校判定サピックスオープンの特徴・難易度・対策について解説します。
志望校判定サピックスオープンの特徴
- 6年生前期に実施される
- 志望校選択のための公開模試
- 知識や問題処理能力を見る問題と、思考力や記述力を見る問題がある
志望校判定サピックスオープンは、6年生の4月、6月に全2回おこなわれる模試です。
最大10校の志望校をあらかじめ登録しておくことで、合格判定が出ます。
「知識の定着度と問題処理能力を測る問題(Aタイプ)」と「思考力と記述力を測る問題(Bタイプ)」の2つの問題形式があるため、より精度が高い志望校判定が可能です。
- 第一志望校が決まっていない人
- 今の成績で、どの学校に受かりそうか知りたい人
志望校判定サピックスオープンの受験料・時間・配点・会場
受験料 | 1回 6,050円 |
---|---|
Aタイプの時間 | 国語35分、算数35分、社会20分、理科20分 |
Bタイプの時間 | 国語45分、算数45分、社会30分、理科30分 |
会場 | サピックス各校舎 |
志望校判定サピックスオープンの難易度
難易度:
志望校判定サピックスオープン模試は、公開模試のなかでは例年高い難易度で出題されます。
御三家クラスなど最難関中学を目指す受験生が多いため全体のレベルが高く、その分他の公開模試より低い偏差値や平均点が出やすくなります。
そのため、中堅校を志望している人が受験すると、成績を見てショックを受けてしまうこともあるでしょう。その場合、合格判定に一喜一憂せず、苦手ポイントやミスの把握をするためのツールとして使うのがおすすめです。
志望校判定サピックスオープンの対策
- 知識重視の対策が不可欠
- 4科4時間半!集中力を磨いておこう
- 後半のケアレスミスに注意
志望校判定サピックスオープンは、6年生の前半に実施されることもあり、志望校選択や記述対策が十分でない状態で受験することが多いです。
難易度が高く特殊な出題がされるB問題対策ばかりに気を取られ、基本的な知識を問うA問題を落としてしまうと、どの学校の志望校判定も低く出てしまいます。
まずは知識重視で足元を固め、志望校が決まってから学校ごとの出題傾向に合わせてポイントを絞っていきましょう。
また、志望校判定サピックスオープンは4科受験の場合4時間半を超えるかなりハードな模試です。
途中で集中力が切れたり、疲れてケアレスミスが目立ったりすることもあるでしょう。単純な計算問題や一問一答で構いませんので、長い時間机に向かって集中して解き続けられるような体力を身につけて臨みましょう。
【サピックス】合格力判定サピックスオープンの難易度と対策
合格力判定サピックスオープンの特徴・難易度・対策について解説します。
合格力判定サピックスオープンの特徴
- 6年生後期に実施される
- 志望校の合格率をみるための公開模試
- あらかじめ登録する10校以外の判定も可能
合格力判定サピックスオープンは、6年生の9月~12月にかけて全4回おこなわれる模試です。
志望校判定サピックスオープンと同様に、最大10校の志望校を事前に登録できます。
志望校判定サピックスオープンとの違いは、11校目以降の志望校もWEB上で簡易判定してもらえる点にあります。「あと10点取れていたらどの学校が視野に入るか」「併願校をどこにすべきか」という悩みにも活用可能です。
- 志望校への合格率を知りたい人
- 基礎力がどれくらいついているのか知りたい人
合格力判定サピックスオープンの受験料・時間・配点・会場
受験料 | 1回 6,050円 |
---|---|
時間 | 国語50分、算数50分、社会40分、理科40分 |
会場 | サピックス各校舎・各中学校(江戸川学園取手・広尾学園・鎌倉学園・横浜雙葉など) |
合格力判定サピックスオープンの難易度
難易度:
合格力判定サピックスオープンは、入試を想定して基本問題から応用問題まで万遍なく出題されます。
全4回おこなわれる模試を全て受け、体調やモチベーションによる結果のブレも加味して最終的な志望校決めに使われることが多いため、極端に難しい問題や特殊な解法を使う問題は出ません。
一方、サピックス生をはじめとするトップクラスの受験生たちが利用するため、全体のレベルは高めです。難易度はもちろん、出題数も多くなる傾向があります。
合格力判定サピックスオープンの対策
- 早く正確に解く訓練をするべし
- 時間配分を意識して順番を決めておこう
- 基礎の見直し時間を十分取っておく
合格力判定サピックスオープンは、標準~少し難しめの問題がたくさん出るため、時間と正確性が重要な模試です。
時間配分を間違えたり出題数に驚いて戸惑ってしまったりすると、いつも通りの結果が反映されません。
「計算問題から解く」「大問ごとの最後の問題は飛ばして後でやる」など、それぞれ得意とする回答順を見つけておきましょう。
また、開成・麻布・駒東で出題されるような難問はほとんど出てきません。そのため、基礎の見直し時間を十分取り、落ち着いて臨みましょう。
【サピックス】学校別サピックスオープンの難易度と対策
学校別サピックスオープンの特徴・難易度・対策について解説します。
学校別サピックスオープンの特徴
- 6年生後期に実施される
- 学校別の出題傾向に特化した模試
- 本番さながらの腕試しができる
学校別サピックスオープンは難関校・有名校に特化し、それぞれの出題傾向に合わせて作成されている模試です。
実際の入試を意識しながら実力チェックできます。
2020年度の模試対象校は、以下の通りです。
男子 | 麻布・栄光学園・開成・慶應湘南藤沢・慶應中等部・慶應普通部・駒場東邦・渋谷渋谷・渋谷幕張・聖光学院・筑駒・灘・武蔵・早稲田・早稲田実業・早大学院 |
---|---|
女子 | 桜蔭・慶應湘南藤沢・慶應中等部・渋谷渋谷・渋谷幕張・女子学院・豊島岡・フェリス・雙葉・早稲田実業 |
問題用紙や解答用紙のデザインやレイアウトもそっくりに作り込まれているため、これらの学校を志望する人は是非受けておきましょう。
- 過去問に加えて予想問題を解きたい人
- 本番と同じような環境を体験しておきたい人
学校別サピックスオープンの受験料・時間・配点・会場
受験料 | 1回 6,050円 |
---|---|
時間 | 志望校に応じて変動 |
会場 | サピックス各校舎・各中学校(駒場東邦・渋谷渋谷・渋谷幕張・聖光学院・豊島岡など) |
学校別サピックスオープンの難易度
難易度:
学校別サピックスオープンは、本番そっくりそのままの予想問題を使います。
難関校や超人気校のみに的を絞り、サピックスの過去問分析チームが1から作成した問題なので、本番と同じような難易度が期待できます。
受験範囲も全て網羅しているため、小学校6年生後半で習う単元も出てきます。ほとんどの受験生であれば夏前までに小学校で習う全範囲の予習は済ませているかと思いますが、あらためて苦手なポイントがないかチェックしておきましょう。
ここで高い点数が取れれば自信につながり、思うような点数が取れなかったとしても残り数ヶ月で挽回すべき単元が可視化されます。本番と同じだからと気負いすぎることなく取り組みましょう。
学校別サピックスオープンの対策
- 志望校の出題傾向を把握しておく
- 本番と同じように体調管理して臨む
- 苦手単元をチェックしておく
あらかじめ志望校の出題傾向を把握しておくことで、難しい出題傾向や難問に向けて準備できます。例えば、栄光や聖光の算数では数列や分類を扱う問題が頻出であるのに対し、他の学校ではあまり見ないなど、学校ごとの特色に目を向け、対策していきましょう。
また、本番に臨むのと同じように体調を整えていくことが大切です。
学校別サピックスオープンは複数回開催されますが、回によって実施校が異なります。年によっては自分の志望校の模試が1回しかおこなわれないこともあり得ますので、貴重なチャンスを無駄にしないよう、前日の睡眠時間や食事に気を配りましょう。
【サピックス(SAPIX)】公開模試の偏差値
サピックス(SAPIX)の偏差値とは?
サピックスでは、基本的に80%判定偏差値が利用されています。80%偏差値で志望校の偏差値に達していれば、合格率80%となります。
サピックス(SAPIX)の公開模試偏差値一覧
サピックス(SAPIX)の公開模試偏差値の最新情報は、サピックス・四谷大塚・日能研・首都模試の偏差値一覧に掲載しています。
各塾の偏差値の違いも合わせて確認できるので、参考にして下さい。
【サピックス】公開模試を上手に利用して志望校への合格を掴み取ろう
本記事では、サピックスの公開模試を紹介しました。
サピックスの公開模試は、以下の3つです。
- 志望校判定サピックスオープン
- 合格力判定サピックスオープン
- 学校別サピックスオープン
公開模試は、理解していない部分を把握するためのツールです。結果に一喜一憂せずに、間違えていたら解き直しをしっかりやりましょう。
中学受験には成績の悩みがつきものです。
我が家でも、塾や家庭教師や個別指導塾など、いろいろな所に学習相談をしました。
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