そんな疑問にお答えします。
中学受験で一番大事な志望校選び。
志望校選びには、3つのポイントがあります。
- 「これだけは譲れない」という点を考える
- 通学距離から考える
- 偏差値から考える
2人の息子の中学受験の実体験から、それぞれのポイントについて説明します。
「これだけは譲れない」という点を考える
まずは、「これだけは譲れない」という点を考えるのがおすすめです。
- 男子校がいい(女子校がいい)
- もう受験がない学校がいい(付属校がいい)
- 校則が厳しくない学校がいい
- 好きな部活(サッカー部、バスケ部)がある学校がいい
子どもが考える中学校生活において、「これだけは譲れない」という事を確認してみましょう。
ちなみに、我が家の長男の受験理由は「もみあげを切りたくない」でした。(笑)
親としては、「そんな理由で中学受験するの?」と半ばあきれていましたが、
長男にとっては「これだけは譲れない」ポイントだったようです。
そのため、学校の説明会に行くたびに「これくらいの髪の長さは許されていますか?」と確認していました。
意外とOKな学校は少なかったです。
私立でも髪型について、細かい校則がある学校が多くて驚きました。
「これだけは譲れない」というポイントを確認するには、以下の方法があります。
- 学校の公式ホームページを確認する
- パンフレットを請求する
- オンライン学校説明会に参加する
通学距離から考える
続いて、通学距離から考えてみましょう。
一般的には、片道1時間以内が通学範囲内とされています。
通学距離を調べるときは、中学受験スタディの学校検索が使いやすいです。
現在地(自宅)から、距離が近い順に学校を並べることができます。
まずは5km以内の学校を見てみるのが良いと思います。
最寄り駅の沿線沿いを見る場合は、市進学院の中学マップが見やすいです。
通学距離については、どうしても行きたい学校があるのであれば、考えなくてもよいかもしれません。
実際、御三家や難関校に通っている生徒の通学距離を見てみると、片道2時間くらいかけて通っている子も全体の5%~10%くらいいます。
偏差値から考える
最後に、偏差値を見て絞り込みます。
- 候補としている第一志望校と、持ち偏差値を比べた時に、どれくらいの差があるのか?
- その差を埋めるだけの時間があり、努力が出来るのか?
塾の先生やお子さんとも話し合って、決める必要があります。
もし、小学6年生の春時点で第一志望校と持ち偏差値に大きな差があったとしても、諦めるのは早いです。ぜひ、家庭だけで判断するのでなく、塾の先生に相談してみましょう。
場合によっては、十分に可能性がある場合も考えられます。
というのも、学校によって入試問題の傾向は異なっているため、偏差値=受験難易度とならない場合があるからです。
長男の時は、塾の先生との面談にて第一志望校との偏差値の差が大きかったので、「第一志望校のランクを落とした方がよいか」相談しました。
塾の先生からは、「過去問を解かせてみたところ、相性が良さそうなので挑戦してみませんか」と背中を押されたので、半信半疑のまま第一志望校を決めました。
秋ごろになっても模試での合格率は低いまま(30%程度)でしたが、過去問での得点率は回数を重ねるたびに上がっていき、最終的に合格を勝ち取ることが出来ました。
塾だけで第一志望校への合格が難しいと感じたら、家庭教師をつけるという手もあります。
実際に我が家では、家庭教師をつけたら偏差値が大幅アップして第一志望校に合格できました。

実際に志望校の説明会や文化祭に行こう
今までご紹介した3つのポイントを踏まえて、実際に志望校の説明会や文化祭に行ってみましょう。
学校毎に先生や校舎の雰囲気が全く違うので、色々と感じ取れる部分があると思います。
例えば、男子校の武蔵中学校には校舎の中を小川が流れています。そして、新入生は川を飛び越えようとチャレンジして、毎年何人も川に落ちるんだそうです。
普通だったら「川に近づくな」と注意をしたり、近づけないようにロープを張ったりしそうなところです。しかし、武蔵では生徒が落ちても大丈夫なように保健室に着替えを常備しているらしいです。
こういったエピソードから、その学校ならではの雰囲気が垣間見えます。
他にも、栄光学園では渡り廊下から大きな富士山を見る事ができます。
この素晴らしい富士山を見ると、「この素晴らしい環境で学んでみたい」と心奪われます。
まとめ:中学受験の志望校選び【3つのポイント】
今回は、中学受験の志望校選びにおける3つのポイントの紹介でした。
- 「これだけは譲れない」という点を考える
- 通学距離から考える
- 偏差値から考える
「これだけは譲れない」という点は、お子さんによっては出てこない場合もあると思います。
我が家の次男も、そのケースです。
兄が中学受験していたので、自分も中学受験をするのが当たり前だと考えていて、特に「これだけは譲れない」という事があって、中学受験をしている感じではありません。
まだ小学5年生なので、通学距離と偏差値から大体この辺の学校という感じで今は考えています。
今回の記事が参考になりましたら、嬉しいです。
志望校選びでは、中学受験大逆転の志望校選びが参考になりました。
偏差値に頼らず、子どもに合う学校を探している人におすすめの本です。
さいごに1つだけ、ライバルには知られたくない有益情報をお伝えします。
中学受験専門の個別指導塾「SS-1」が発行している小冊子で「合格を決める塾の使い方」というものがあります。
この小冊子では、SAPIX、日能研、四谷大塚、浜学園の生徒に向けて「成績を上げるための学習ポイント」が全て網羅されています。
子どもをSAPIXに通わせている私も、実際に読んで見たら「目から鱗の情報」ばかりでした。
例えば、「子どもが塾が楽しい」と言っていると、親は安心しますよね?実は、これ要注意信号らしいのです。
「えっ?楽しんでるんだからいいんじゃないの?」と思ったのですが、そこには親目線だと気付けない落とし穴がありました。
気になるかたは、ぜひ小冊子を読んでみて下さい。
他にもこれらの無料特典がつきます。
- 中学受験の悩みの原因と解決法
- 合格を決める塾の使い方
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特に授業動画の社会編は、地理が苦手なお子さんに繰り返し見せたい内容です。我が家では、この授業動画を繰り返し見せていたら苦手な社会が一番の得意になり、偏差値が15上がりました。
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