- 個人契約の家庭教師は不安?
- 個人契約の家庭教師にすると何が困るの?
- 個人契約の家庭教師で不安を感じないためには?
そんな悩みを解決します!
この記事では、個人契約の家庭教師に対する主な不安を5つご紹介します。多くの保護者の頭を悩ませる不安を、一気に解決する方法も紹介します。
個人契約の家庭教師を考えている保護者は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
個人契約家庭教師の不安5選
個人契約で家庭教師を契約した場合、費用以上に成績が向上するなどメリットもあるでしょう。
しかし、中にはトラブルに巻き込まれてしまう人もいます。
個人で家庭教師を契約したとき、主に5つの不安に悩まされる保護者が多いでしょう。5つとは以下のものです。
- 遅刻や無断欠勤が多い講師
- 長期休暇が多い講師
- 成績を伸ばせない講師
- 商材販売を目的とする講師
- 前払い授業不履行の講師
本記事を参考にすると、多くの保護者が感じる不安を理解できます。
さらにあなたが個人契約の家庭教師で不安を感じない手段を紹介します。ぜひ最後までお読みください。
1.遅刻や無断欠勤が多い講師
社会人として有り得ませんが、遅刻や無断欠勤が多い講師が存在しています。
個人契約の家庭教師には、学生バイトの感覚で営んでいる講師がいます。
もちろん学習塾でも学生バイトがいますが、会社に勤務することである程度の教育がなされているでしょう。
しかし個人契約の家庭教師の場合、教育されるシステムが存在していません。
講師は自己責任において授業を組み立てますが、遅刻や無断欠勤する講師がいます。
もちろん授業進行に支障がでてきますし、授業料を支払っているのに授業が行われないと不安になります。
2.長期休暇が多い講師
授業や人間性に問題なくても、長期休暇が多い講師には不安があります。
例えば夏休みに受験勉強を頑張りたいと思っている生徒の場合、講師が1ヶ月の休暇を取ると言い始めたらどうでしょうか。
夏休みの大半が講師都合の休暇により、授業が行われません。もちろん成績が向上するはずもなく、保護者の不安は大きくなります。
講師にもやむを得ない都合により長期休暇が必要な場合があります。例えば怪我や病気の治療に専念する場合などです。
しかし優秀な講師の場合、このような事態では講師変更を願い出るなど、対応することが多いでしょう。
自分勝手な長期休暇が多い講師は、変更したほうが良いかもしれません。
3.成績を伸ばせない講師
講師の人間性に問題がなく、授業進行も円滑に行われている場合でもトラブルが存在します。
「成績を伸ばせない講師」は、最も多くの保護者を不安にさせている原因と言えます。
個人契約でも家庭教師センターの契約でも同じですが、保護者にとって成績は信頼の数値と言えます。
ただ成績が伸びていない場合でも、講師は授業料を受け取るために授業延長などを提案するかもしれません。
成績が伸ばせない講師には、以下のような特徴があります。
- 真面目に教科書の内容ばかりを教えている
- 学校の進度に合わせた授業を提案する
- 定期テストばかり意識した授業をしている
一見すると「良い講師」と感じるかもしれません。
しかし成績を向上させるには、勉強の基礎基本を抑えなければいけません。
例えば公立中学校の英語では、教科書に詳しい文法は記載されていない場合が多いでしょう。
家庭教師として成績を向上させるには、どうしても文法の解説が必要です。
教科書の内容ばかりを暗記させる程度の授業なら、高額な授業料を支払わなくても学校で十分かもしれません。
4.商材販売を目的とする講師
平成後期の保護者が悩んだのが「商材販売目的の講師」です。
商材とは、主にワークやノートなどの教材のことですが、中にはインターネットを利用した動画授業を販売している講師もいます。
令和になった今でも、商材販売を目的としている講師は存在しています。
実は個人契約の家庭教師は、授業料だけで収入を維持するのは難しいのです。講師側の収入源を列挙すると以下です。
- 契約料
- 授業料
- 教材費
- 交通費
一般的に誰もが納得できるものですが、講師側が売上をあげるには教材費を工夫するのが最も簡単です。
例えば1冊1,000円の教材を2,500円で販売するなどです。もちろん利益に直結します。
保護者は「授業に使うなら」と考え、講師の言い分を鵜呑みにすることが多いようです。しかし全ての教材が悪徳なのかと言われると、そうでもありません。
しっかりと生徒のことを考え、必要に応じた提案をしている講師もいます。
しかし保護者は実際に授業を受けるわけではありませんので、教材費が積み重なるようであれば不安に繋がります。
一般的に年間の教材費は、通常なら1万円以内で済むと考えておいてください。
5.前払い授業不履行の講師
授業料を前払いで契約することもあるでしょう。言語道断な話ですが、授業料を支払ったのに授業が実施されないことがあります。
契約時点では判断するのは難しく、保護者は後になって気づきます。
例えば「夏休みに夏期講習として10回分の授業を契約したが、夏休みが終わってみると3回しか授業していなかった」という具合です。
個人契約の講師がプロの場合、例え期間内に履行できない場合でも振替対応や返金対応の話があります。なんの相談もなく不履行が行われた場合、信用できる講師ではありません。
さらに不安が大きくなる前に、返金願いや講師変更を検討すべきでしょう。
個人契約の家庭教師で不安を感じないために
個人契約の家庭教師は、個人と個人が信頼関係を築くことで成り立ちます。
人間関係を重視するあまりに、ルールを曖昧にすることが多いのではないでしょうか。例えば以下に心当たりがある人は要注意です。
- 体験授業が存在しない
- 契約書が存在しない
- 授業料の支払時期が不明確
- 電話よりラインやメールでの会話が多い
もちろん長期にわたり授業を依頼し、信頼できる講師と判断できるなら良いでしょう。しかし実際に授業を開始する前に、体験授業をするのは普通です。
さらに個人契約に多いのは、契約書を記載しないことでしょう。保護者も面倒なことを避けたいと考えるあまりに、契約書を記載していないことがあります。
後になって不安が大きくなる原因ですので、本記事に記載した内容をルールとして記載しておくと良いでしょう。契約書は簡単なもので大丈夫です。
契約書に記載する内容
・時間厳守(遅刻や欠勤の場合は連絡する)
・長期休暇を取る場合は相談する
・教材費は○○円以内で調整する
・授業不履行の場合は、振替もしくは返金
これらを紙面に記載して、個人契約の家庭教師が初めて授業するまでに署名してもらいましょう。
万が一、不安を感じることがあれば契約書を見せて、家庭教師本人や法的な場所へ相談できます。
まとめ
個人契約の家庭教師に不安を感じる保護者は多いでしょう。主に5つの不安を紹介してきましたが、細かな不安を挙げるときりがないかもしれません。
保護者はこどもの成績を伸ばすために、大切なお金を支払って家庭教師を選びます。
個人契約にするか家庭教師センターにするか悩むのも、どんな講師が来るかわからないという不安からのはずです。
講師も人間ですので、完璧を求めると辛いかもしれません。しかし保護者(利用者)として「これだけは守ってほしい」ということを契約書に記載し、了承しておくと良いでしょう。
個人契約の家庭教師に対する悩みは、紙面上で約束すると解決しやすいものです。ぜひやってみてください。
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