そんな疑問にお答えします。
結論から言うと、子供に勉強の習慣をつけるために報酬志向を利用しましょう。
- わかりやすく効果的
- 環境に左右されない
- 報酬思考には限界がない
※勉強の習慣を身につけるには一定の時間がかかります。中学受験生で入試本番まで時間がない場合は、家庭教師をつけて日々の習慣から指導してもらう方法も効果的です。

勉強の習慣を確立させるには?やる気スイッチをいれる
勉強の習慣を確立させるには、やる気スイッチを入れてあげる必要があります。
では、どうやってやる気スイッチを入れてあげればいいのでしょうか?
まずは、やる気スイッチのパターンを知る必要があります。
やる気スイッチは大きく6つのパターンに分かれています。
自分のお子さんがどのパターンにあてはまるかを見てみましょう。
ちなみに、我が家の長男(中2:中学受験済み)やる気スイッチの6つのパターン当てはめると、こんな感じになります。
報酬志向をおすすめする理由
わかりやすく効果的
報酬志向は、子供にとってわかりやすいです。
我が家の例だと、このようなルールにしています。
- 毎日の学校の宿題や塾の勉強が終わったら30分のゲーム時間
- 毎日の計算・漢字を10日間、毎日間違えなかったら30分のゲーム時間
- 指定した本を読み終わったら30分のゲーム時間
予めルールを決めて紙に貼っているので、子供がもっとゲームをやりたいといってもめることもありません。
また、報酬は与え方を工夫する事でやる気を継続させることができます。
例えば、私立中に通う長男には中間テストや期末テストの点数によって、毎日のゲーム時間が変動するような仕組みにしています。
その結果、中1の春からずっと10段階で8.5以上の成績をとり続けています。
最近は、管理が煩雑になってきたので、ゲームプレイ時間チケットを作成して管理するようにしています。
我が家のゲームプレイ時間チケット
追記(2020/9/9):中1の春から中2の夏まで、1年ちょっとで英検準2級に合格できました。
報酬思考には限界がない
報酬をどれだけ欲するのか?にもよりますが、
子どもの欲には限りがありません。
子供によって、欲しい報酬は違うとは思いますが、我が家の場合はゲームのプレイ時間です。
多分、制限がなかったら1日でも1週間でもゲームしていると思います。
もちろんスポーツだったり、趣味だったり、他にもやっていて楽しい事はあると思いますが、
「何してもいいよ」と言ったら、ゲームをしていると思います。
そんなゲームのプレイ時間を報酬として与えているので、限界がありません。
環境に左右されない
報酬思考は、親と子の関係の中で発生させる事が出来るので、
塾や学校といった環境に左右されません。
例えば、やる気スイッチの1つのパターンである自尊志向は周囲の環境によって変わります。
進学塾に通っていたら、多少の勉強では自尊心が満たされないかもしれません。
一方で、公立小では同程度の勉強量でも自尊心を満たすことが出来るかもしれません。
子どもにとって、勉強は続いていくものですから、環境に左右されない「やる気スイッチ」を持っているというのは、強みになると思います。
まとめ:学習習慣を確立させるには?報酬志向を利用しよう
今回は、「学習習慣を確立させるには?報酬志向を利用しよう」という事で、報酬志向のおすすめポイントを紹介しました。
- わかりやすく効果的
- 環境に左右されない
- 報酬思考には限界がない
一般的には、報酬思考よりも充実志向(学習自体が楽しい)の方が望ましいとされています。
ただ、充実志向は辿り着くまでに、時間が掛かります。
勉強をしていく中で、認められたり、自信がついたり、そうした経験を経ないと
学習自体が楽しいという様に思う事はできません。
報酬思考も将来的に、自分で報酬をセット出来るようになれば、
大人になっても使える「やる気スイッチ」になると思います。
1つ注意点としては、ご褒美を上げるときは結果でなく、行動に対してご褒美を上げるようにしてください。
良い行動を増やしてあげる事で良い行動が習慣化し、結果につながります。科学的にも様々な実験で、結果(テストでいい点数をとる)よりも行動(決まった時間勉強数)に対してご褒美を上げる方が効果が高いという結果が出ています。
「やる気スイッチ」の見分け方は、コチラの記事で詳しく書いています。

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