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家庭教師のおすすめ

家庭教師の体験授業を受ける際の保護者の注意点とは?現役講師が紹介!

家庭教師の体験授業はどこを見て良い悪いを判断したらいいの…?

今回は、そんなお悩みを解決します!

家庭教師を雇うかどうか迷っている時には、ぜひ保護者の方も後ろで授業を見守っていただき、以下の点を注意して見てみてください。

  1. 家庭教師優位で進めているか
  2. 指示がシンプルか
  3. 子どもが演習中に家庭教師は何をしているか
  4. 雑談はあるか
  5. ほめてくれているか

なぜこれらを見るべきなのか、その理由を以下で解説していきます!

当サイトのおすすめ家庭教師は「家庭教師のおすすめランキング」という記事で紹介しているので、興味がある方は参考にどうぞ。

家庭教師優位で進めているか

家庭教師の体験授業を受ける際、保護者は子どもと家庭教師の関係性を重視しましょう。何か月、もしくは何年とひとりの先生だけにお世話になるのですから、相性が良いかどうかを自分の目で確かめる必要があります。私は現役講師ですが、たとえ東大出身の先生でも、生徒の「合う・合わない」はあり、先生を変えてくれという要望が来ることはあります。

家庭教師優位であるかを見なければならないのは、子どものわがままに簡単に従ってしまうような家庭教師では授業が成り立たないからです。特にやんちゃな小学生の場合、生徒に好かれようとして、あるいは「ダメだよ」としつけることが面倒で、生徒優位になってしまうと本当にすべき授業ができていないことになります。

生徒が先生のいうことを聞かない場合、心を鬼にしてきちんと𠮟れるか、ダメなことはダメと言えるか、どうしてダメなのか理由を説明できるか、この3つができる家庭教師は優秀です。生徒のいうことを聞いてくれる先生は一見親切なように見えますが、実は叱るのが面倒なだけという可能性や、気が弱くて指導に向いていない可能性があるので注意してください。

指示がシンプルか

家庭教師が生徒に飛ばす指示がシンプルかどうかもチェックポイントです。勉強を教えるのが上手い家庭教師は、最初に今回の授業の流れをざっくり説明し、生徒の不安と緊張を和らげます。そのあと、より詳細な指示をして授業を開始します。

詳細な指示であっても、生徒にわかるようにシンプルに、順序立てて説明できているかは見るべきところです。「やっぱりこうしようか」と、臨機応変に指示内容を変えることが必要な場合もありますが、あまり頻繁に指示を変えると子どもは混乱します。一貫して自信を持ち、的確な指示を飛ばせる家庭教師についた生徒は学力が伸びます。

指示がシンプルな家庭教師は、解説もシンプルかつわかりやすい傾向にあります。下手な家庭教師だと、解説に時間をかけすぎ、まだ生徒が習っていないところも教えてしまいます。相手が知らないことを自分が知っていることを提示すると、良い気分になるからです。しかし、解説が上手な家庭教師は生徒が現時点で知っておくべき点のみを教え、追加情報はあえて教えません。情報量が多すぎると生徒は混乱してしまうので、ポイントを絞って解説することができる家庭教師は理想ですね。

保護者の方は、家庭教師の体験授業は後ろの方で見守っていることが多いですが、指示ならテキストを見ていなくても聞いているだけでわかるので安心してください。逆に、テキストが見えるくらい近くで見ていては、子どもは勉強に集中できないのでできるだけ気配を消しておきましょう。

子どもが演習中に家庭教師は何をしているか

家庭教師が授業を始めたら、子どもが演習中に何をしているかをさりげなくチェックするようにしてみてください。家庭教師は勉強を教えているときには忙しいものですが、生徒が一度問題を解き始めると暇になります。この時、ただ手持無沙汰になり暇を持て余しているのか、それとも生徒の手元をガン見しているのか、はたまた次に教えるところを見ているのか、それぞれの家庭教師によって差ができます。

体験授業で後ろで保護者が見ていると感じると、家庭教師は恐縮してテキストを開くなり、自分も問題を解いてみるなりしているものです。ボーッとしているなら本当に契約して大丈夫か検討してみましょう。また、生徒の手元をガン見するのは解き方を見る分には良いのですが、肝心の生徒は勉強に対しかなりのやりにくさを感じてしまいます。時折チラッと気にする家庭教師の方がおすすめです。

スマホをいじっていると良くないように見えますが、志望校情報や受験情報を調べるのには向いています。もしスマホを持っていたなら、授業が終わったあとで何を調べていたのかを聞いてみましょう。

雑談はあるか

家庭教師は、初回であっても雑談をしてくれるかどうかを見ておきましょう。勉強中は一切の雑談なく勉強に集中すべきという意見もありますが、これから二人三脚で勉強を進めていくのなら相手のことをお互いに知っておくべきです。あまり知らない相手から勉強を教えられていると不安にもなります。ですから、雑談を上手く交えて場を和ませる能力を持っているかも要チェックです。

雑談の上手さはコミュニケーション能力にそのまま直結します。雑談の中で生徒の学校事情を知ったり、受験に対する心構えを教える先生が少ないのだなと思ったりできます。これらもすべて家庭教師が勉強を教えるときの良い材料になります。ただ勉強を教えるだけではなく、受験の仕組みについて少し話したり、学校で抱えているストレスを話してもらいその解決方法を一緒に探ったりしてくれる家庭教師は信頼できるでしょう。

体験授業の時には家庭教師も生徒も緊張していてなかなか楽し気な雑談とはいかないかもしれませんが、せめて初対面なら初めましての挨拶から、自己紹介までがきちんとできているかを見ておくと良いでしょう。

人は、相手から自己開示をされると、自分もその開示量と同量だけ自己開示をしても良いと自然に思います。家庭教師から自己紹介されると、子どもも安心して自分のことを少しずつ教え、お互いに良い関係が築けるようになります。これから良いタッグになっていくか、客観的な視点から見てみてください。

ほめてくれているか

生徒のことを家庭教師がほめてくれているかは要チェックです。たとえどれだけ勉強ができない生徒でも、できるところを探してほめることは、講師全員に求められていることです。中にはスパルタ塾もあるので指導やしつけに関する考え方は違うこともありますが、基本的に生徒はほめて伸ばします。

ほめれば生徒は勉強に対する苦手意識をなくし、あわよくば勉強が好きになる可能性を広げられます。逆に叱れば、勉強は嫌いになり、自分はできない子だと自己肯定感を下げてしまうことになりかねません。叱られるのが嫌だから勉強するのではなく、ほめられたいから勉強する方がモチベーションとしては良いものです。

ほめ方が上手い家庭教師は、その土地の方言などを使ってごく自然にほめます。仕事としてほめているわけではなく、本当にすごいと思ったからほめている感じで生徒をおだててくれます。生徒もそのあたりは意外と敏感なので、自然なほめ方ができる家庭教師がいたらぜひ契約を検討してみてください。

家庭教師の言動は保護者がチェックし採用を検討しよう!

家庭教師の体験授業は、できれば保護者の方にも見守っていただきたいです。きっと子どもは嫌がると思いますが、最初だけと言って少し離れたところから授業参観してみましょう。家庭教師として良いか悪いかの判断基準をしっかり持っていれば、本当に子どものためになる先生をつけてあげることができます。お金の無駄にならないよう、慎重に授業を観察してください。

当サイトのおすすめ家庭教師は「家庭教師のおすすめランキング」という記事で紹介しているので、興味がある方は参考にどうぞ。

ABOUT ME
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かわさき
大学時代にイギリスに2度留学し、帰国後は塾講師として働き始めました。小1~高3までを教え、個別指導でそれぞれの生徒の個性を見極める大切さを学び、講師として成長していることを感じます。
東進オンライン学校小学部
さいごに:志望校との偏差値が5以上離れていたら…。

中学受験で成績を上げていくのは、学年が上がるほど大変になってきます。

子どもなりに一生懸命に学習していても、思うような結果がでないこともしょっちゅうあります。

もし志望校との偏差値が5以上離れていて、このまま成績が上がっていくイメージがわかないのであれば、個別指導や家庭教師を利用しましょう。

じつは、中学受験をされているご家庭の39%が個別指導塾や家庭教師を利用しています。

そして、個別指導塾や家庭教師を利用したご家庭のうち35%は偏差値が5以上アップしています。

中学受験生300人調査結果:https://ejuku.org/2023-chujuken-reserch/

 

我が家では家庭教師を利用していましたが、苦手な国語の偏差値が12アップし第1志望校に合格できました

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