そんなお悩みにお答えします。
塾では、定期的に個人面談が設定されることが多いです。例えば、サピックスでは小6の春と秋に個人面談が設定されています。
ただ、いざ個人面談を行っても上手く質問できない人が多いのではないでしょうか?
せっかくの機会、有意義な時間にしたいですよね。
本記事では、塾の個人面談で使える質問を20コあげています。気になる質問をピックアップしてお使い下さい。
塾の個人面談の準備
塾の個人面談の時間を有意義にするために、事前にいくつか準備をしておきましょう。
苦手な単元を確認しておく
誰しも気になるのは成績のことだと思います。
ただし、漠然と
「成績を上げるにはどうしたらよいか?」
「いまの成績で第一志望校に合格できるのか?」
と聞かれても、講師は答え方に困ってしまいます。
事前に過去3回分くらいの月例テストの結果を見て、苦手と思われる単元を確認しておきましょう。
その上で、質問はなるべく具体的にしておきましょう。本記事で、具体的な質問内容を20コ紹介しているので、参考にして下さい。
志望校・併願校の情報収集をしておく
小学6年生の面談では、塾に事前アンケートのような形で入試日程毎の受験校を伝えています。そのため、面談も具体的な第一志望校や併願校に関する内容が多くなります。
事前に併願校に関しても情報を収集しておき、幅広に候補をあげておきましょう。
また、第一志望校が絞りきれていない場合は子どもにも確認しながら、それぞれの学校の志望理由を整理しておきましょう
続いて、具体的な質問内容を紹介します。
塾での様子に関する質問(6コ)
- 授業に遅れてくるようなことはありますか?
- 授業中、集中して聞いていますか?
- 普段の授業態度で気になることはありますか?
- ノートの取り方は今のままで大丈夫ですか?
- わからない問題に対して、先生に質問していますか?
- 塾内での友達関係はどうですか?
志望校・併願校に関する質問(9コ)
- 第一志望校はA校ですが、偏差値が〇〇も差があります。合格するためには、どの教科を対策するべきですか?
- A校の合格可能性は20%ですが、合格するためにはどの単元を重点的に勉強するべきですか?
- 各教科で足りていない点を具体的に教えて頂けますか?
- 夏休み期間中に、自宅学習で強化すべきなのはどの内容ですか?
- A校とB校を志望しているが、両方を対策しようとするのは厳しいですか?
- A校とB校を午前、午後受験することに無理はありませんか?
- 1月校の受験はしておいた方がよいですか?
- 第一志望のA校と出題傾向や問題の傾向が似ている学校はありますか?
- 1回目の入試で不合格だった場合、別日程の2回目にもチャレンジすべきですか?
勉強方法に関する質問(5コ)
- 〇〇の〇〇の単元が理解できていないようですが、良い勉強方法はありますか?
(例)算数の立体図形の単元が理解できていないようですが、良い勉強方法はありますか? - 塾で言われた宿題はやっていますが、模試になると点数が取れません。何か、お気づきの点はありますか?
- 塾の宿題が全てこなせていません。優先すべき内容を教えて頂けますか。
- 朝が弱く夜遅くまで勉強をしていますが、いつ頃から朝方に変えていくべきですか?
- 入試が近づくにつれて、家庭で気をつけておくべきことはありますか?
塾の個別相談でやってはいけないNG質問
20コあげた質問とは逆に、塾の個別相談でやっていはいけないNG質問もあります。
1.成績をあげるにはどうすればいいですか?
漠然としすぎているため、一般論でのアドバイスに留まってしまう可能性が高いです。
2.合格可能性は何%ですか?
合格可能性については、公開模試の結果で判断できます。それよりも、合格圏内でない場合は、具体的に何を勉強すべきかを質問しましょう。
3.この学校は、うちの子に合っているでしょうか?
その学校の雰囲気や教育内容が子どもにあっているかどうかは、親のほうが知っているはずです。それよりも、入試問題の傾向などをアドバイスしてもらうようにしましょう。
4.成績が下がる一方だが、塾では何を教えているのか?
面談の場で、塾に対するクレームをしても得られるものはありません。成績が下がっているのであれば、その原因がどこにあるかを講師と一緒に確認するようにしましょう。
内容の濃い面談にするコツ
我が家はサピックスに通っていましたが、30分の個人面談の議事録が2,500文字もありました。短時間で濃い面談にするコツをいくつか紹介します。
- アンケート用紙は印刷・保存しておく
- 時間に余裕をもって参加する
- 質問の準備と時間配分
- キチンとメモを取る
- 面談は定期テストの後にする
1.アンケート用紙は印刷・保存しておく
多くの塾では、面談の前に予めアンケートで志望校や質問について回答しています。
アンケート用紙は、必ずコピーをとったり写真を撮って保存しておきましょう。
1ヶ月くらい前に提出するので、内容を忘れていることも多いです。
2.時間に余裕をもって参加する
我が家はオンライン(Zoom)で面談しました。驚いたことに、15分前にテストの意味合いで接続したら、既に先生が待機されていました。
早くからログインしている場合もあるので、できれば10分前くらいにログインしておきましょう。
また、予め後の予定が詰まっていないか先生に確認しておきましょう。予定が詰まっていなければ、多少延長できる場合があります。
3.質問の準備と時間配分
面談時間は30分です。予め質問を準備しておき、聞きたいことが全て聞けるように優先度も設定しておきましょう。
時間が限られているので、聞きたいことが聞けたら、パッパと次の質問に移った方が良いです。
夫婦で参加する場合は、何を質問するか認識合わせしておくのが必須です。
4.キチンとメモを取る
当たり前ですが、メモを取る準備をしておきましょう。
我が家では、Excelに質問をまとめておいて、回答を横に記入するような形で整理していました。
夫婦で参加される場合は、どちらかがメモ取りに徹してもよいかもしれません。(どちらかに押し付けるともめる原因になるので、お二人でとるのもオススメです。)
5.面談は定期テストの後にする
面談を受ける時期は、定期テストの後がオススメです。サピックスの場合は、6月のマンスリーテスト後がオススメです。
理由は、最新の結果を元に志望校の相談ができるから。
我が家はマンスリーテストの2日後に受けましたが、最新の結果を元に面談できたので、認識ギャップがなくスムーズに面談できました。
塾の個人面談で気になること
どんな服装で行くべき?
特に決まりはないので、私服で問題ありません。ただ、塾講師の方はスーツやシャツを着用していることが多いので、あまりラフな格好でない方が印象がよいです。
手土産は必要?
特に不要です。手土産がないから、その後の対応が悪くなるということはありません。(そんな塾はやめた方がいいでしょう、、)
個別指導の勧誘をされる?
これは、塾によると思います。個別指導塾を併設している塾では、勧められることもあると思います。提案を聞いた上で、志望校への合格に必要だと感じたら判断をすればよいと思います。
個人面談で聞いたアドバイスは実行しよう
本記事では、塾の個人面談で使える質問を20コあげました。お子さんの状況にあわせて、ピックアップしてお使いください。
講師から聞いたアドバイスは、実行するようにしましょう。行動に反映されなければ、聞いていないのと同じです。
中学受験には成績の悩みがつきものです。
我が家でも、塾や家庭教師や個別指導塾など、いろいろな所に学習相談をしました。
色々なところと比較すると、個別指導塾「SS-1」の学習指導が抜きん出ていました。
- 抽象的な解決策ではなく、具体的な対策を指示してくれる
- テストの答案や問題用紙への書込み具合まで確認した上で、提案してくれる
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