すららとZ会なら、中学受験に向いているのはどっち…?
この記事では、そんな疑問を解決します!
結論から言うと、中学受験をするならZ会の方をおすすめします。
すららは、不登校でも発達障害でも楽しく学べる教材を提供していますが、Z会はより学校教育や定期テスト、受験に準じた形の教材を提供しているからです。
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すららとZ会の比較
すららとZ会は、どちらも塾に通うタイプではなく、自宅で勉強を頑張れるようにした教材です。似ているからこそどちらが良いのか迷うことがあると思いますが、違いはいくつかあります。以下の表でチェックしてみましょう。
項目 | Z会 | すらら |
---|---|---|
学習方式 | タブレットorテキスト | オンライン学習 ※パソコンやタブレット |
入会金 | 0円 | 【小中・中高5教科】 7,700円 【小中・中高3教科、小学4教科】 11,000円 |
タブレット等 費用 | 小⇒自分で用意 中高⇒19,800円 ※実質0円も可 | 自分で用意 ※パソコン・タブレット等 |
会費 (幼児) | 年少1,870年/月 年中2,244年/月 年長2,431年/月 | ー |
会費 (小1~6) | 小1:2,992円/月 小2:3,553円/月 小3:4,301円/月 小4:6,451円/月 小5:7,012円/月 小6:7,480円/月 ※タブレットコース料金 | 3教科8,228円/月(小中) 4教科8,228円/月(小学) 5教科10,428円/月(小中) |
会費 (中1~3) | 中1:8,115円/月 中2:8,965円/月 中3:11,430円/月 ※タブレットコース料金 | 3教科8,228円/月(小中・中高) 5教科10,428円/月(小中・中高) |
会費 (高1~3) | 高1:3,650円/月~ 高2:3,650円/月~ ※タブレット、1教科~ 高3:4,530円/月~ ※本科テキスト1教科~ | 3教科8,228円/月(中高) 5教科10,428円/月(中高) |
5教科対応 | 〇 ※タブレットなら全学年利用可 (中学・高校生コース) | 〇 (3教科からもOK!) ※全学年+α使い放題 |
授業対策 | 〇 | 〇 |
テスト 対策 | 〇 | 〇 |
受験対策 | 〇 | △ |
学習時間 | 1回30分 (※小学生は15分~) | 記載なし |
英語対策 (コース内) | ・英検対策も可(中学) | あり |
英語対策 (オプション) | ・英語リスニングドリル ※小学6年生におすすめ ・Asteria講座選択可能 ※中高、英語4技能向け | ー |
実技4教科 | 定期テスト対策のみ ※中学生コース | ー |
学習計画 | 専用プランを自動生成 (タブレットのみ) | すららコーチによる |
オプション | 専科あり ※入試対策のみ講座 | ー |
その他 | タブレットなら 全学年利用可 (中学・高校生コース) | 全学年+α使い放題 |
サポート (子供) | ・教科質問可 ・進路相談 | (学習行動の特性をチェック) |
サポート (保護者) | ・子供の学習状況確認可 | 【すららコーチのサポート】 ・カリキュラム設定 ・毎週のやり取り |
タブレット学習で高校生までカバーできるのが、すららとZ会です。さらにZ会では、定期テスト対策にも力を入れています。最終的には受験で良い点数を出せば志望校合格に近づきますが、定期テストで良い点を取り続けないと内申点にかかわるからです。中学受験をするなら、こういった学校教育に強みを持っているところをおすすめします。
Z会が中学受験に適している理由
Z会とすららの比較をして違いがわかったところで、ここからはZ会が中学受験に向いている理由をご紹介していきます。もし受験を視野に入れているのであれば、すららよりZ会の方に着目してみてください。
小学生は1回15分とお手軽
Z会が中学受験に向いている理由のひとつは、小学生コースは1回15分と短くお手軽だからです。自宅学習は、家で自ら勉強に取り組むことだけでも小学生にとっては難しいことです。だからこそ、勉強時間は徹底して効率的にし、短い時間で終わらせられるのがZ会のポイント。
確かに、中学受験をするなら勉強量も相当必要になりますが、時間が長ければ良いというものでもありません。効率を意識し、時間をいかに上手く活用できるかどうかも大切です。まだ完全な独学は無理だとするならば、毎日どこをどう勉強したら良いかわかるZ会のタブレット学習は中学受験を目指す生徒におすすめです。
1回の授業時間が短いので、中学受験のための塾に通ったり、家庭教師をつけて勉強する時間をプラスしたりすることもできます。タブレット学習は自分でやるもの、塾や家庭教師は先生についてもらい勉強するものと、2つの勉強方法の良いところを合わせればより安心です。
中学受験において最も怖いのは、子どものモチベーションダウンです。勉強時間が長すぎて勉強そのものが嫌になってしまっては受験さえできません。勉強嫌いにならないよう、時間の拘束は最小限にさせる方法もアリでしょう。
学校の教科書に対応している
中学受験では高度な問題も出題されますが、基本は学校の教科書に沿った内容です。ですから、教科書に沿った問題を扱っているZ会は受験向きです。
塾講師をやっていると、小学生は教科書通りでないと不安がったり、まったくの別ものととらえて自分が学校でその日にどこを勉強したか言えなくなる子もいることに気づかされます。ですから、塾専用のテキストで勉強するときには、学校の教科書を持ってきてどこをやったのか聞くようにしています。それくらい、小学生は教科書ベースで勉強しているのです。
教科書から外れた勉強をさせても学力は身につくでしょうけれど、学校とは違う勉強をしていると思うよりは、学校と同じところをさらに強化しているのだと思えた方が安心できるのではないでしょうか。Z会は教科書から外れないため、子どもの内容理解がさらに深まるのがメリットです。
小中学生はオープンカリキュラム(全学年学習可)
Z会では、小中学生はオープンカリキュラムとなっています。これは、全学年学習可能という意味なので、小学生で入会すれば小学1年生から小学6年生までの学習ができます。
中学受験を始めるのにベストなタイミングは生徒によりけりですが、小6から始めるのは遅いでしょう。仮に、小4で受験勉強を始め、先に先にと進みたいなら、小4時点で小6の最後で習う単元まで進められることになります。
中学受験は、1年前倒しで小学校で学ぶことをすべて吸収し、最後の1年で志望校の受験対策に充てることもあります。もし、このように受験のための期間を設けて余裕を作りたいのであれば、Z会のように先取り学習ができる教材を選ぶべきでしょう。
中学受験をするからには地頭が良い子どもが多いと思いますが、先取りをするためにはやはり地頭が良くないと難しいので、復習ばかりになってしまわないよう注意してください。中学受験は、ある意味先取りできるだけの理解力があることが前提です。
教科質問も進路相談もできる
Z会はタブレット学習ですが、勉強中にわからないことがあったら質問できるシステムを持っています。また、教科質問だけでなく進路相談にも乗ってくれるため、中学受験において迷いがあるお子さんや保護者の方にとってはありがたいでしょう。
家庭学習におけるデメリットのひとつは、わからないところを放置しがちなことです。わかったつもりになってしまうのは受験でつまずく原因となるため、できればすぐに聞ける環境が必要です。わからないところが出てきたらマークを付けて置き、あとでしっかりと先生に聞く習慣が付けられるのもZ会だからこそ。家庭で学習をする上でのデメリット解消に努めてくれています。
進路相談は学校の担任の先生にもできますが、多くの小学生が公立の中学校に進学する学校の場合、先生も受験に対して素人である場合があります。セカンドオピニオンが欲しい場合は、Z会のプロに相談して意見を仰ぐのも良いでしょう。
中学生になった後も続けられる
Z会は中学受験向きですが、中学生になってからも学力向上に対するシステムが整っています。小学生のうちに入会し、そのまま中学生になっても使い続けられるという意味ではメリットでしょう。
中学生になれば定期テスト対策ができるようになりますし、実技4科目も対象になるため内申点を上げることができます。タブレット学習は中学生も15分というところがありますが、Z会は30分になるので質も上がります。
高校まで続けることもでき、大学受験はレベルを上げて難関大学を目指すこともできます。タブレット学習はレベルが低いと思われていることがあるようですが、Z会においてはそんなことはありません。できるだけ自宅で受験勉強をしたい子どもの願いを叶えてくれます。
中学受験が終わってからモチベーションが下がってしまわないよう、Z会だけはそのまま続けて勉強習慣をもち続けるのも良いでしょう。中学から部活が始まっても家で好きな時間に勉強ができるなら、塾のように辞めざるをえないなんてこともありません。
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中学受験のためにZ会を上手く使う方法
Z会に入会するなら、中学受験を意識した場合どのように使うのが良いのでしょうか。生徒一人ひとりによって最適解は異なりますが、一般的におすすめできる利用方法を以下でご紹介します。
小5までに小学校の範囲を終了させる
中学受験対策を1年かけてじっくりやるために、小5までに小学校で習う範囲をすべて終わらせる方法もおすすめです。そもそも中学受験をするにはそれなりに地頭がないと難しいため、先取りできる子は多いはずです。
上記でも少し触れましたが、受験対策に1年をかければより安定した点数を出せるようになります。学校ではゆっくりと勉強し、Z会では受験に向けた対策を進めれば、学校が復習、Z会が受験というように、良い組み合わせができます。
受験に出てくる問題は教科書ベースではありますが、少しひねった問題が多いので論理的に考える力や、思考力をアップさせる必要があります。受験までに応用問題まで解ける力を身につけるためには、学校の勉強だけでは物足りません。過去問などで出題傾向を見て、どんな問題をどこまで解けるかチェックしましょう。解けなかった問題がその生徒の苦手であり、これから克服していかなければならない点です。
塾との併用
Z会は、1回15分、家でリラックスしながら勉強できるため負担がかかりません。中学受験用の勉強を追加でするのであれば、塾との併用もおすすめします。
塾は、一般的な学習塾ではなく中学受験専門の塾にしましょう。地元の塾なら志望校の過去問や、問題の特徴、解き方などに精通した先生がいるはずです。質の高い先生のもとで勉強をする時間を増やせば、より早く高い思考力を手に入れられるでしょう。
気を付けなければならないのは、大学生がアルバイトで講師をやっている塾です。社員になれば、フルタイムで受験についての情報を手に入れて教える技術を高めていけます。しかし、大学生は本業が別にあるため、あくまで指定したテキストを進めていくことしか教えられていないことも多いのです。中学受験に対しての指導の仕方において不十分な場合が多いため、できれば中学受験専門で、かつ社員が教えてくれる塾を選びましょう。
質問はできるだけ早くする
Z会への質問はできるだけ早くするように心がけることも重要です。わからないところはできればその直後に聞きたいものです。時間が経つにつれて、わからなかった問題や自分が取り組んだプロセスを忘れてしまうからです。
わからないところは即座に解消した方が定着率も良いので、保護者の方も子どもにはわからないところは早く撲滅するよう伝えてみてください。自分ひとりのときでも質問できるようになれば保護者の負担は減り、より早く問題を解消できるようになります。
保護者の方が子どもに勉強を教える時間があり、かつイライラせず指導できるのであればその限りではありませんが、身内となると教えづらいのは事実です。叱ってしまいそうになるなと思ったら、潔く教えることはやめ、Z会のシステムに頼りましょう。
Z会は中学受験に適したシステムだから自宅学習に最適!
Z会は、同じタブレット学習のすららに比べて学校の勉強や受験対策に力を入れています。わかりやすく易しい問題を取り扱うというよりは、より難易度が高い問題も解けるように指導してくれるタイプなので受験寄りですね。中学受験を視野に入れているなら、高度な問題を含むZ会も検討してみてください。塾に頼り切りにならず、自宅でも勉強できるので勉強癖を付けたいときにもおすすめです。
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中学受験で成績を上げていくのは、学年が上がるほど大変になってきます。
子どもなりに一生懸命に学習していても、思うような結果がでないこともしょっちゅうあります。
もし志望校との偏差値が5以上離れていて、このまま成績が上がっていくイメージがわかないのであれば、個別指導や家庭教師を利用しましょう。
じつは、中学受験をされているご家庭の39%が個別指導塾や家庭教師を利用しています。
そして、個別指導塾や家庭教師を利用したご家庭のうち35%は偏差値が5以上アップしています。
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