小学生のうちから算数を得意にする方法は何かないの…?
この記事では、そんな悩みを払しょくします!
ご紹介するのは「賢くなるパズル」という商品です。あえて大人が口を出さず、教えないようにして子どもにしっかりと思考力を付けさせることが目的です。
「賢くなるパズル」とは
「賢くなるパズル」とは、宮本算数教室を運営している宮本哲也先生が作った算数脳を強化するための学習ドリルです。宮本算数教室は、卒業生の約8割が難関中学校に合格しているという有名塾です。そこで先生が独自に編み出した算数を得意になるドリルなので、高い信頼を得ています。
宮本先生の考え方は斬新かつ論理的で、「面白い問題だけが子どもを夢中にさせる」「教えてもムダ。自分で考えて、解決することこそが大切」と名言の残しています。小学生のうちは、習うより慣れよの精神で突き進むことも時には大切ですし、算数ならなおさら自分で理解できなければ意味がないことも多いです。
子どもは、自分で考えることによって計算力や思考力、そして集中力も同時に身につけます。このことから、宮本算数教室では小学3年生まではひたすらオリジナルのパズルを解き続ける方針だそうです。
パズルになっているのは、宮本先生の面白い問題でなければいけないという考えに基づいているから。仮説思考を大切にしているドリルで、何度も仮説を立てながら、違ったら消してもう一度トライするという流れになっています。間違えを悪をする日本の教育に触れる前に、こうして間違っても何度もトライする癖が付けば失敗を恐れず挑戦する子どもになります。
「賢くなるパズル」の特徴
「賢くなるパズル」の特徴は大きく分けて3つあります。子どもがくいついて飽きずにやってくれる工夫があるため、自宅学習ができるのも嬉しいところ。親が教える必要がないので、勉強する時間のみ設定してあげると良いでしょう。
答えは1つのみで解説はなし
「賢くなるパズル」の面白いところは、答えは必ず1つで、解説がないところです。算数だと答えが1つであることにはすぐ納得がいく方は多いですが、解説がないのはどうしてだろうと疑問に思うのではないでしょうか。
答えが1つしかないのは、子どもが問題を解けた瞬間、答え合わせをしなくても「できた!」と実感できるようにしたいからです。自分でできた達成感と満足感がこみあがげてくると、それはゲームのように面白くなってきてモチベーションアップにもつながります。
解説がないのは、大事なのはとにかく問題を解くこと、考えることだからです。教えることを徹底的にストップしている教材になっているので珍しいでしょう。解けるまで自分で考えることが大事なのであり、子どもがじれったくなるような解説は不要と考えています。問題自体がとてもシンプルで、小学校低学年向けなのでそもそも丁寧な解説がいらないとも言えます。
表裏に同じ問題がある
「賢くなるパズル」の場合、同じ問題が表裏にあります。一般的な教材なら、次々新しい単元へと進むはずで、同じ問題が掲載されていることはあまりありません。「賢くなるパズル」がこういった仕組みになっているのは、1回目でたとえ問題につまずいたとしても、2回目でスラスラ解けたという経験を子どもたちに味わってもらうためです。
使い方は自由ですが、おすすめなのは一度すべて表の問題をやり終えてから、裏の問題を再度解くことです。少し時間を置いてから解くことにより、解き方が定着しているかの確認と、思い出し作業ができるからです。算数が苦手な子は、あらかじめ問題ページをプリントしておいて、3回目に挑戦させるという方法もあります。
認定証でモチベーションがと達成感を上げる
「賢くなるパズル」には、級位認定証というものがついています。ただ問題を解けたときに味わえる達成感に加え、さらに大きな達成感を感じてもらうために作られています。本格的なものとなるよう、宮本先生のサインが入っています。
子どもは褒められることで伸びることは教育業界ではすでに証明されているため、級位認定証をあげる際には思い切り褒めてあげることが大事です。その嬉しい経験がさらなるモチベーションアップにつながります。
「賢くなるパズル」の商品展開
「賢くなるパズル」はシリーズになっています。
- 入門編、入門編2
- 基礎編、基礎編2
- 数字ブロック初級、中級、上級
- たし算初級、中級、上級
- かけ算初級、中級、上級
- 四則初級、中級、上級
- てんびん初級、中級、上級
小学校低学年で、初めて「賢くなるパズル」を使うなら、入門編と基礎編をおすすめします。まだ足し算や引き算などの計算方法がわからなくても解ける問題になっているからです。
そして足し算を学校で習い始めたら、たし算初級をさせてみて様子を見ましょう。もちろん、面白い問題しか入っていないため、学校で習うような数式の問題ではありません。たし算と書いてありますが、中級かたひき算にも対応しています。
かけ算は小学校2年生で習うのでそのタイミングでかけ算初級に入るのがベストです。ただ、四則をすべてマスターするには中学年以上にならないと公立小学校では難しいので、「賢くなるパズル」は小学校レベル全体をカバーしてくれていると言えます。かけ算とありますが、中級からはわり算も出てきます。そのときの子どものレベルに合った教材を選んで渡してあげるのが大人の仕事です。
「賢くなるパズル」の優れているところ
現役塾講師として、「賢くなるパズル」と似た算数パズルを小学校2年生に教えている身からすると、「賢くなるパズル」は非常に優れた教材だと思います。
実際に塾で教えている生徒は、算数ではなくパズルだと喜んで取り組んでいます。勉強というより、クリアすることが楽しいゲームのように思っているようです。普通、多くの生徒が授業時間内に雑談を挟み、長くなると講師が止めることになります。けれど、算数パズルを解く生徒は早く始めたいとうずうずし、思い切り集中し、お迎えが来るまでもう一回解きたいと言います。
同じ算数という科目の勉強なのに、少し問題形式を変えただけでこうも生徒が釘付けになるものかと感心しました。それだけ惹きつけられるのであれば、勉強を苦に思わず家でも習慣化できるでしょう。
ただ、注意点としては生徒のレベルに合ったものでないとどうしても教える人が必要になってくることです。しかし、「賢くなるパズル」は教えてはいけないので、あえてレベルを少し落として与えるのが家庭での学習法として良いのかなと感じました。塾では生徒が首をひねって長い時間が経つと、講師はヒントを与えたり、展開図などが苦手だと実際に一緒に紙を切って確かめたりもします。家庭で自分ひとりで解くのなら、簡単なレベルのものを選ぶことが重要でしょう。
空間把握などの、地頭が必要となる問題は生まれつきのものがあるため自分ひとりで解けるかと言われればその生徒によりますが、計算問題なら比較的誰でもひとりで解き進められるはずです。
「賢くなるパズル」は小学生のうちから算数を得意にする万能教材!
算数を科目ととらえると身構える子どもも出てくるかもしれませんが、「賢くなるパズル」はとにかく面白い問題が出てくるのでゲームとしてとらえられます。算数を早いうちから好きになってほしいと思うのであれば、こういった小学生向けの算数パズルを検討してみてはいかがでしょうか。
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