- オンライン家庭教師の個人契約はできるの?
- 個人契約の家庭教師とZOOMオンライン授業をするやり方は?
そんな皆さんのお悩みを解決します!
この記事では、個人契約の家庭教師とオンラインで指導を受ける時のやり方と用意すべきものについて「家庭教師経験5年以上のわたし」が紹介します。
個人契約の家庭教師とオンラインで指導を受けたいと考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
個人契約の家庭教師を見つけたい方は下記の記事に家庭教師を探せるサービスをご紹介しているのでぜひご覧ください。
>>家庭教師の個人契約におすすめなマッチングサイト!見つけ方や注意点も解説
家庭教師のオンライン化のメリット・デメリット
2020年2月以降は、オンライン学習の需要が全体的に高まっています。
そのため、従来家庭教師による生徒の指導は「家庭教師が家庭に訪問して生徒の部屋もしくは指導専用部屋にて指導する」のが一般的でしたが、「オンライン家庭教師サービス」が次々と登場していきました。
家庭教師のオンライン化のメリット
家庭教師のオンライン化によって、家庭側は家庭教師にお茶菓子を出したり、家の掃除をしたり、交通費を支払ったりという面倒が必要なくなります。
また、全国各地の教師と契約できるため選べる先生の幅が広がります。
家庭教師側のメリットとしては、各家庭に移動しなくていいので移動時間の削減ができ、家庭教師を同日に掛け持ちすることが可能になります。
家庭教師のオンライン化のデメリット
家庭教師のオンライン化によって、家庭教師の指導も画面を通じてになるため、子どもがアナログな指導を好む場合はあまり適していません。
家庭教師側も慣れないうちはオンラインと対面での指導方法の違いに戸惑うことがあります。
オンライン家庭教師の個人契約にあたって必要なもの
オンライン家庭教師の授業をうけるためには、家庭教師を探す前に自宅のオンライン環境や勉強環境を整える必要があります。
例として、以下のものが必要となります。
- カメラ付きパソコン(PC)
- iPad または タブレット+ペンシル
- ウェブカメラ
- マイク付きヘッドセットまたはイヤホン
- Wi-Fiなどのネット環境
- ZoomやGoogle meetなどの操作理解
オンライン授業に必要なもの①PC
パソコンは必須です。とくにカメラが内蔵されているパソコンが理想的です。
iPadやタブレットのみでもウェブカメラやマイクが内蔵されており、指導の受講は可能ですが、操作性の高さはやはりパソコンの方が高いです。
スマートフォンは画面が小さいため、受講デバイスとしてはおすすめできません。
指導中にちょっとしたweb検索をしたいときにも便利です。
確認すべき項目 | Zoomのシステム要件 |
---|---|
プロセッサ(CPU) | デュアルコア 2 Ghz 以上 (Intel i3 / i5 / i7 または AMD と同等) |
メモリ(RAM) | 4 GB |
サポートされている オペレーティング システム | macOS X と macOS X (10.10) 以降 Windows 7以降 ※詳細はZoom公式サイト参照 |
オンライン授業に必要なもの②iPad またはタブレット+ペンシル
iPadまたはタブレットとペンシルを組み合わせると、家庭教師の指導を受けるデバイスとしてだけでなく、メモ帳の代わりとしてもデバイスを使うことができます。
筆者のおすすめとしては、パソコンで授業を受けながらiPadまたはタブレットでメモをとるスタイルです。
従来通り紙に板書をとるよりも、iPadのメモアプリなどのオンラインメモサービスを使ってメモを蓄積することで、 分類が細かくできたり、単語検索で簡単に必要な過去のメモを探したりできるのでおすすめです。
タブレットは板書用やメモ用と割り切れば、最新のハイスペックを買う必要はないので、3万円未満で使いやすいモデルが手に入りますよ。
オンライン授業に必要なもの③ウェブカメラ
ウェブカメラはオンラインで家庭教師から指導をうけるにあたって絶対必要になるでしょう。
ウェブカメラはパソコンやタブレットに内蔵されていますが、解像度の高い物を求める場合は、別で購入することも検討してください。
カメラを通して教師と会話することでコミュニケーションがより円滑にとれますし、教師側も画面上に何か物を写したり、ジェスチャーを使ったりして説明をしやすくなります。
ZOOMなどのオンライン授業で使用するウェブカメラなら、近い距離の音声と映像がはっきり伝わることが大事です。
「ロジクール Webカメラ C270n HD 720P」は、お手頃価格なうえUSBを差すだけですぐに使えるのでおすすめです。
オンライン授業に必要なもの④マイク付きヘッドセットまたはイヤホン
パソコンやタブレットには基本的にマイクは内蔵されていますが、指導を受ける際に音声の乱れがあるとそれだけでもストレスになります。
音声をクリアにしてストレスなく家庭教師による指導を受けるためにも、マイク付きのヘッドセットやイヤホンの使用をおすすめします。
お使いのパソコンやタブレットで使えるかを確認してから購入してくださいね。
オンライン授業に必要なもの⑤Wi-Fiなどのネット環境
オンラインで指導をきちんと受けるためには、安定したネット環境が必要です。
有線LANでパソコンをつなぐことができればそれがもちろんベストにはなりますが、Wi-Fiなどの無線LANでも接続が安定していれば問題ありません。
ネット環境が悪いままだと指導も途切れ途切れになり家庭教師側も生徒側もストレスになってしまうため、気をつけましょう。
2階建ての家や、接続台数が増えてくるとWi-Fiの通信速度が落ちることがありますが、ルーターを交換すると改善することがあるので、もし不安な方はAmazonで評価の良い↓のルーターを試してみてください。
オンライン授業に必要なもの⑥ZoomやGoogle meetなどの操作理解
基本的にオンライン家庭教師の個人契約の場合は、オンライン会議ツールなどを使用して、家庭教師による指導を受けることになります。
「Zoom(ズーム)」と呼ばれるツールが主流ですが、Google meet(グーグルミート)やSkype(スカイプ)というツールを使用する先生もいます。
オンライン授業を受けることになったら、事前に子ども自身でこれらのツールの使用を試してみたり、家庭教師との体験授業の際に操作の確認をしたりすると授業を円滑に受けることができます。
次に、Zoomの使い方を説明しますね。
【個人契約のオンライン家庭教師】Zoomの使い方
ここでは個人契約のオンライン家庭教師と、Zoomで授業を受ける際に必要な事前準備と基本的な使い方を解説します。
パソコンやZoomを使う機会のない方は、はじめは難しく感じるかもしれませんが、大丈夫です。
いちど設定してしまえば、あとはリンクをクリックするだけですぐ授業に入れますのでとても簡単ですよ。
【個人契約のオンライン家庭教師】Zoomの事前準備
- Zoomアプリをダウンロードし、パソコンやスマートフォンにインストールする
- Zoomアカウントに保護者名義※で会員登録をする( ※16歳未満の場合)
- テストミーティングを試してインターネット接続をテストする
まず、Zoomは16歳未満の子どもは自身のアカウントを作成できないので、保護者のアカウントで使用することになります。
16 才未満のお子様は自身の Zoom アカウントを保有できません
引用元:Zoom公式ブログ
Zoomの気になる費用ですが、生徒側としてZoomを使用するだけなら有料会員になる必要はありません。
教師側の場合は、無料版だと40分しかZoomを利用できない制限があるため、40分ごとに強制退出して授業を区切るか、有償版の購入が必要になります。
Zoomアカウントを作成したら、まずはテストミーティングでインターネット接続環境を試してみましょう。Zoomのテストミーティングはこちらのリンクから行えます。
ZoomテストミーティングURL:https://zoom.us/test
【個人契約のオンライン家庭教師】Zoomの使い方
- 家庭教師の先生から送られてくるZoomのURLをクリックするか、ミーティングIDやパスコード(パスワード)をZoom画面の「参加」を押した後に入力する( この作業は毎授業ごと)
- 授業開始(マイクとカメラを「オン」にする)
- 先生または生徒が画面共有をする
- 適宜、チャットで文面をやり取りする
- 授業が終わったら赤い「退出」ボタンを押して終了
Zoomでオンライン家庭教師の授業を受ける際に必要な操作はこれだけです。
なかでも、マイクとカメラを「オン」にする操作は毎回必要になります。
子ども自身でマイクのオンオフが出来て、パソコンやタブレットなどの機器の音量調節もすぐに出来るよう練習して慣れておきましょう。
Zoomで事前に練習しておきたい操作
・Zoomのマイクとカメラをオンにする
・パソコンやタブレットの音量を調節する
・画面共有
・チャット
【個人契約のオンライン家庭教師】Zoom授業のやり方・進め方
この項では、オンライン家庭教師による授業をZoomで受ける際に、どんなやり方で授業を受けるのか解説します。
- 学習プランをすり合わせる
- 生徒側:テキストを解く、わからないところを質問する
- 教師側:回答を解説する、学習方法のアドバイスをする
個人契約のオンライン家庭教師の場合、対面式の家庭教師の授業と同じように、まずは学習プランをすり合わせたのち、生徒側は課題テキストを解いたりわからないところを質問する、教師側は回答を分かりやすく解説したり、学習方法のアドバイスをするという授業の進め方になります。
対面式の授業に劣るのは、生徒の手元が見えないことですが、これは「書画カメラ」という手元を映すカメラを用意してZoomで画面共有をすると、先生がリアルタイムでアドバイスをくれて格段に効率がアップしますのでおすすめです。
また、対面式と違ってZoomオンライン授業の良いところは、録画機能があることです。
あらかじめ教師に録画の許可を取らないといけませんが、あとから復習して理解を深めたい内容はZoomの「レコーディング機能」を活用してみてください。
Zoom授業のやり方のコツ
・「書画カメラ」を使って手元を画面共有する
・Zoomの録画機能を使って復習する
オンライン家庭教師の個人契約の方法
ここでは、オンライン家庭教師の個人契約の方法について説明します。
基本的には従来の家庭教師の個人契約と変わりません。ネットの接続やオンラインでのコミュニケーションでの相性など、確かめる項目が少し変わるだけです。
大きく分けると3つの個人契約の方法が考えられます。
- マッチングサイト経由
- 友人の紹介
- 大学の掲示板経由
いずれの方法でも、まず家庭教師の個人契約候補の先生を探し、コンタクトをとり、親が家庭教師と面談を行い、その後問題なければお願いしたい家庭教師に体験授業を行ってもらい子どもとの相性を確かめます。
そこで親や子どもが個人契約をお願いしたい、と思ったら本契約に移行します。
本契約の際は、授業料や振替授業の有無などを詳しく交渉しておきましょう。
3つの個人契約の方法を順番に紹介します。
1. マッチングサイト経由
紹介料や登録料が有料のマッチングサイトや無料の個人契約掲示板などを使用して、オンライン個人契約をしたい家庭教師を探すことができます。
筆者は、幅広い選択肢があるのはこのマッチングサイト経由が一番だと考えます。
なぜなら、オンラインの強みを生かして全国各地の家庭教師から選ぶことができるからです。
有料家庭教師マッチングサイトの場合、家庭教師スマートレーダーのように利用者側が教師を検索して希望を出すことができる場合もありますし、別サイトの場合はマッチングサイトから適した家庭教師の提案を受けたりとさまざまなパターンがあります。
無料の個人契約掲示板の場合は、利用者側が教師を検索してコンタクトをとります。掲示板には双方が自由に書き込めるため、情報の質があまり統一されていません。
したがって、質の良い家庭教師を見つけられることもあれば、ハズレくじを引いてしまうこともあります。
有料サイトと無料サイトの違いを比較して、各家庭にあう手段でオンライン家庭教師の個人契約をしましょう。
2. 友人の紹介
昔から家庭教師の個人契約の定番の方法です。
友人の紹介なら、全くつながりのない家庭教師にお願いするよりも一般的には安心です。
なぜなら、気の合う友人なら適切な家庭教師を紹介してくれる可能性が一般的に高いからです。
家庭教師をやりたいと考えている大学生が周りにいないかどうか、友人に一度聞いてみると良い家庭教師が見つかるかもしれません。
また、遠方の友人の場合は遠方の家庭教師も紹介してもらえる可能性があります。
友人紹介経由の注意点は家庭教師が合わないと感じ、途中で変更したいと思ったときに友人だから少し伝えづらい、ということが起こりうる点です。
友人の紹介経由のメリットやデメリットを考慮した上で、友人の紹介でオンライン家庭教師の個人契約をするかどうか考えましょう。
3. 大学の掲示板経由
こちらも古典的な家庭教師の個人契約方法です。
大学に掲示板掲載費用などを支払い、求人情報を大学構内の掲示板などに貼ってもらいます。
実際に筆者も、大学在学中にアルバイト掲示板をみた際に家庭教師の求人情報がのっているのを何回か目にしました。
特定の大学の学生に子どもを指導してもらいたい、という場合は確実にその大学の学生に家庭教師をお願いすることができるので大学の掲示板経由がいいでしょう。
大学掲示板経由の場合は掲載や連絡に時間がかかってしまうので急ぎの場合は注意が必要です。
有名大学の学生に家庭教師をお願いしたい場合など、大学の掲示板経由も検討してみてください。
ほかにも個人契約できる家庭教師を探す方法はあります。
「家庭教師の個人契約におすすめなマッチングサイト!見つけ方や注意点も解説」の記事で詳しく解説しているので、ぴったりの家庭教師を見つけたい方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
この記事では、個人契約の家庭教師とオンラインで指導を受ける方法について「家庭教師経験5年以上のわたし」が紹介しました。
現在は、オンライン家庭教師サービスが急速に普及しています。
オンライン家庭教師の契約に先立って必要なツールとして、
- カメラ付きパソコン(PC)
- iPad または タブレット+ペンシル
- ウェブカメラ
- マイク付きヘッドセットまたはイヤホン
- Wi-Fiなどのネット環境
- ZoomやGoogle meetなどの操作理解
などが挙げられます。
これらのツールを準備した上で、
- マッチングサイト経由
- 友人の紹介
- 大学の掲示板経由
にて、家庭教師と個人契約を行い、子どもがオンラインで指導を受けられるようにしましょう。
基本的にはオンラインでの指導でも通常の家庭教師の指導と契約方法は変わりません。
本サイトでは「家庭教師スマートレーダー」でのオンライン家庭教師個人契約をおすすめします。
個人契約の家庭教師とオンラインで指導を受けたいと考えているご家庭はぜひ参考にして、オンラインでの家庭教師の個人契約を成功させてくださいね。
中学受験で成績を上げていくのは、学年が上がるほど大変になってきます。
子どもなりに一生懸命に学習していても、思うような結果がでないこともしょっちゅうあります。
もし志望校との偏差値が5以上離れていて、このまま成績が上がっていくイメージがわかないのであれば、個別指導や家庭教師を利用しましょう。
じつは、中学受験をされているご家庭の39%が個別指導塾や家庭教師を利用しています。
そして、個別指導塾や家庭教師を利用したご家庭のうち35%は偏差値が5以上アップしています。
我が家では家庭教師を利用していましたが、苦手な国語の偏差値が12アップし第1志望校に合格できました。
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