- ワンダーボックスにはどんなアプリがあるの?
- 人気があるアプリはどれ?
という疑問にお答えする記事です。
我が家では小学3年生の子どもがワンダーボックスを1年以上利用しています。この経験を元に、ワンダーボックスのおすすめアプリについて紹介します。
小学生がハマるアプリがたくさんあるので、ワンダーボックスのアプリが気になる方は、ぜひごらんください。
※本記事は、ワンダーボックスを実際に1年間利用している現在、小学3年生のお子さんの保護者様に執筆していただきました。
ワンダーボックスのおすすめアプリ5選
1位 シンクシンクプラス
「思考力・論理性・空間認識力」アプリ!
幅広い分野の問題がたくさん収録されていて、思考力が育つアプリ!
この「シンクシンクプラス」アプリには、100万人が使う思考力育成アプリ「シンクシンク」に収録されている問題に加えて、ワンダーボックスオリジナル問題も収録されています。
とっつきやすい迷路やパズルから、中学受験算数にもつながる空間認識力が育つ問題まで、幅広い分野の問題が、なんと147種類も用意されています。(2021年10月現在)
「シンクシンクプラス」アプリでは、毎日8種類の問題の中から3つ選んで挑戦できます。
8つの問題は、「7つの日替わり問題+1つの選べる問題」になっていて、毎日違う問題をバランスよく楽しめます。
- 7つの日替わり問題とは
- 20種類ほどの問題から、自動的に7つ選ばれて出題される。この20種類は分野のバランスを考慮しつつ毎月更新されます。
- 1つの選べる問題とは
- 「?」アイコンをクリックすると、100種類以上の問題が表示され、その中から毎日1つ自由に選べる。2021年10月時点では127種類の問題から選べる。
「シンクシンクプラス」のアプリは、とにかく問題の種類と数が多く、幅広い分野から出題されるので、子どもが毎日飽きずに楽しく取り組めます。遊びながら考えることが大好きになっていくような、おすすめのアプリです。
2位 テクロンとひみつのけんきゅうじょ
「サイエンス・発想力・創造性」アプリ
科学好きな子どもにピッタリの、デジタルで実験ができる楽しいアプリ!
「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」アプリは、風・熱・光・水・電気など、様々な「現象」が月替りのテーマになっていて、楽しく遊びながら、そのテーマについて学べます。
アプリ内には、「研究」「実験」「開発」の3つのページがあります。
たとえば、電気がテーマのときは、
- 「研究」のページでは、電池を使って電球を光らせる回路を作る実験問題に挑戦しながら、電気回路の仕組みを学びます。
- 「実験」のページでは、ゲームで電気回路が学べます。
- 「開発」のページでは、自分で新しく電気回路を作り、その作品は保存することができます。
このように、電気について様々な方法で学べるようになっています。
現実の世界では気軽にできない実験でも、デジタルの世界では自由に実験シミュレーションが何度でも体験できます。
「テクロンとひみつのけんきゅうじょ」は、デジタルの利点を生かして、科学法則を感覚として理解できるようになる、とても優れたアプリです。
3位 そっくりさがし
「抽象化力・発想力・言語化力」アプリ
2つの異なる絵の共通点を、たくさん探して、言葉で表していくアプリ!
「そっくりさがし」アプリのルールはとてもシンプルで、2つの異なる絵を見て、思いつく共通点を言葉にして入力すると点数がもらえます。簡単な言葉だと30点しかもらえませんが、各問題に設定されているボーナスワードを当てると、200点、400点、600点のボーナスポイントがもらえます。
一見簡単そうに見えますが、実はとても難しく、ボーナスワードは大人が一緒に考えても、なかなか正解できません。何度も不正解がつづき、結局ボーナスワードが当てられなかった問題もありますが、色々な共通点を見つけていくのは、とても楽しいです。
「そっくりさがし」は、絵を様々な切り口で抽象化して、どんな言葉が当てはまるか考え、自分の意見を簡潔な回答にまとめる力が磨ける、素晴らしいアプリです。
4位 コードクラフターズ
「プログラミング・論理性・創造性」アプリ
自分が作ったプログラムを使って、テーマに沿った作品を自由に作れるアプリ!
ワンダーボックスのアプリの中には、プログラミングアプリが2つあり、基礎と応用に分かれていますが、「コードクラフターズ」は応用のアプリです。
プログラミングの動きの基礎を学ぶというよりは、自分でプログラムを考えて、自由に何かを作ったり、表現をすることを楽しむアプリです。
毎月変わる「制作テーマ」があり、プログラミング要素を使いながら、テーマに沿った作品を制作します。
まずは「クエスト」のページで練習し、「チャレンジ」のページに自分が作り上げた作品を保存します。みんなの作品を見ることもできます。
「コードクラフターズ」は、大人が挑戦すると難しく感じますが、子どもは思うままに色々な操作を試しながら、感覚的にスイスイと進めていきます。楽しみながらプログラミング思考が身につく、とてもよいおすすめアプリです。
5位 ピクタネット
「アート(創造性)・表現力・発想力・感性」アプリ
4種類の図形だけでお題の絵を完成させる、図形センスが育まれるアプリ!
「ピクタネット」は、「丸・三角・四角・棒」の4種類の図形だけを組み合わせて使い、指定されたお題を作っていくアプリです。
図形は縮小や拡大ができたり、形を細くしたり太くしたりすることができます。
お手本の絵を見ながら、お手本と同じように図形を完成させたり、お題と図形だけが表示されて、そのお題を自分なりに表現して作ったり、さらにはお題がなく、使用する図形だけが指定されてお題を完成させたりします。
「ピクタネット」は、限られた図形パーツだけを使って、お題を完成させるため、創造性や発想力、図形センスが磨かれる、とても面白いアプリです。
ワンダーボックスのアプリとは
ワンダーボックスのアプリは、漢字の練習や算数の計算などの学習アプリではありません。
今注目のSTEAM教育を取り入れたアプリで、答えのない問いに向き合いながら、自由に発想したり、論理的に考えたりして、子どもの「思考力を引き出す」ように作られています。
- 思考力
- 戦略
- プログラミング
- サイエンス
- エンジニアリング
- アート
- 総合
ワンダーボックスのアプリ6つの魅力
ワンダーボックスのアプリは毎月10種類が使える!
ワンダーボックスのアプリは全部で18種類あり(2021年10月時点)、その中から、子どもの年齢に合わせた10種類のアプリが、毎月自動的に設定されるしくみになっています。
10種類のアプリは毎月入れ替わる
10種類のアプリのうち、毎月いくつかのアプリが入れ替わり、月ごとに新しいアプリが楽しめます。月の途中で問題が新しくなるアプリもあり、いつでも子どもが飽きることなく使えるように工夫されています。
いつ、どのアプリが登場するか知りたいときは、教材の年間スケジュールを見ればわかるようになっています。
ワンダーボックスのアプリは年齢別と全学年共通のものがある
ワンダーボックスの対象年齢は、4歳から10歳向けとなっていて、年齢幅がありますが、アプリは「年齢別にレベルが分かれている」ものと「全学年共通」で使えるものがあります。
子どもの年齢に合ったアプリが自動的に設定されるので、安心して使わせることができます。
アプリ全18種類の分野と対象年齢のまとめ(2021年10月時点)
分野 | アプリ名 | 対象年齢 |
---|---|---|
1.思考力 | ジュニアランド | 4歳〜 |
シンクシンクプラス | 4歳〜・6歳〜 | |
バベロンプラス | 4歳〜・6歳〜 | |
ハテニャンのパズルノート (キットと連動) | 4歳〜・6歳〜・8歳〜 | |
アトラニアス | 全学年共通 | |
2.戦略 | たいせん!ボードゲーム | 6歳〜 |
3.プログラミング | (基礎)コードアドベンチャー | 4歳〜・6歳〜 |
(応用)コードクラフターズ | 4歳〜・6歳〜 | |
4.サイエンス | テクロンとひみつのけんきゅうじょ | 全学年共通 |
5.エンジニアリング | ガラクタビルダーズ | 6歳〜 |
6.アート | まぜまぜパレット | 4歳〜 |
ミエールのへんてこミュージアム | 4歳〜 | |
うごけ!ピコット | 6歳〜 | |
ずっこけびじゅつかん | 6歳〜 | |
7.総合 | ピクタネット | 4歳〜 |
ミッションハンター | 6歳〜 | |
そっくさがし | 全学年共通 | |
トイキット教材用アプリ (キットと連動) | テーマによって、年齢別か全学年共通 |
ワンダーボックスのアプリはキット教材と連動して楽しめるものがある!
ワンダーボックスには、アプリ単体で楽しむもの以外に、毎月届くキット教材と連動しているアプリがあり、デジタルとアナログのかけ合わせが新鮮でとても面白いです。
これら2つのアプリがキット教材と連動しています。
「ハテニャンのパズルノート」
キット教材の「パズルノート」と連動しているアプリ
キット教材「パズルノート」の問題を解いた後、最後は自分でパズル問題を作ります。そして、このアプリでワンダーボックスのキャラクターのハテニャン宛に、自分で作った問題を「お手紙」として送ります。すると、ハテニャンから「お返事」が届くという、楽しいアプリです。
「トイキット教材用アプリ」
トイキット教材と連動しているアプリ。
アプリの名前はトイキット名に対応して変わります。2021年10月は「ひもニンジャどうじょう」というアプリ名でした。
届いたトイキット教材の「ひも素材」を使って色々な遊びができるしかけになっています。
このアプリでは、トイキット教材で作った自分の作品を投稿すると、アプリ上に展覧会のように作品があらわれ、他の子どもの作品と自分の作品を見比べて楽しめたりします。
他にもトイキットを使って挑戦する問題や、遊べる内容がいくつも含まれているアプリです。
このような、デジタルとアナログのかけあわせが楽しめるのは、ワンダーボックスならではの特徴で、他の通信講座にはあまり見かけない魅力だと思います。
毎月「なぞとき」をして、アプリを早めに更新できるお楽しみがある!
10種類のアプリは、毎月6日になると自動更新されて、いくつかのアプリが入れ替わりますが、その前に一足早く、自分でアプリを更新して、翌月の新しいアプリを早く楽しめるようになっています。その方法がとてもユニークです。
- 翌月のキットが25日頃に届く
- →キットの箱に描かれた「なぞとき」を解く
- →その答え(アプリのカギ)をアプリ画面に入れる
- →翌月のアプリに更新され、新しいアプリが使えるようになる
- 注意点:
- ・なぞときで早めにアプリ更新が楽しめるのは、毎月25日〜翌月5日の間だけです。
・アプリを一度更新してしまうと、前の状態には戻せないため、お気に入りのアプリが翌月に入れ替わる場合は、なぞときで早めにアプリを更新するのは避けた方がいいかもしれません。
キットの「なぞとき」の答えをアプリに入れて更新するというのも、デジタルとアナログの楽しいかけ合わせだと思います。
アプリの動作環境など
- 専用タブレットを購入する必要はなく、手持ちのタブレットが使える。スマホでも操作可能だが、絵を描くアプリなどはタブレットの方がおすすめ。
- 常にインターネットに接続された環境が必要
- アプリは複数端末で使うことができる
- 兄弟で申込をしている場合は、IDが別々に発行され、ユーザーごとにデータが記録される。
- アプリの1日の回数制限はなし。保護者が時間制限を設定可能。初期設定では「10分プレイしたら1分間の休憩が入り、1日最長60分まで」となっているが、自由に設定できる。
まとめ: ワンダーボックスのアプリは楽しみながら賢くなれる!
ワンダーボックのアプリは、上記5選以外にも、楽しみながら賢くなれる素晴らしいアプリがたくさん揃っています。楽しく遊ばせながら、子どもを賢く育てたい方に、ワンダーボックスのアプリはおすすめです。
中学受験で成績を上げていくのは、学年が上がるほど大変になってきます。
子どもなりに一生懸命に学習していても、思うような結果がでないこともしょっちゅうあります。
もし志望校との偏差値が5以上離れていて、このまま成績が上がっていくイメージがわかないのであれば、個別指導や家庭教師を利用しましょう。
じつは、中学受験をされているご家庭の39%が個別指導塾や家庭教師を利用しています。
そして、個別指導塾や家庭教師を利用したご家庭のうち35%は偏差値が5以上アップしています。
我が家では家庭教師を利用していましたが、苦手な国語の偏差値が12アップし第1志望校に合格できました。
お住まいの地域に合わせて個別指導塾と家庭教師のおすすめを紹介するので、気になる方は資料請求してみてください。