どのオンライン家庭教師を選べばいいかわからない…。
この記事では、そんなお悩みを解決します!
オンライン家庭教師を選ぶ際に押さえておきたいのは以下の5つのポイントです。
- 講師と授業のレベルが志望校に合っているか
- 運営先からのサポートはあるか
- どんな準備が必要なのか
- 柔軟な対応は可能か
- 家庭に負担の少ない料金設定か
では、詳細を以下で見ていきましょう。
当サイトのおすすめのオンライン家庭教師は「小学生のオンライン家庭教師おすすめ比較ランキング」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
オンライン家庭教師を選ぶ際の注意点
子どもを送り迎えしなくても良く、講師を家の中にあげなくても良いオンライン家庭教師。しかし、数々の家庭教師がいる中で誰をどのように選べばいいかは大きな問題です。どういった点にを押さえておけばいいか、ポイントを解説していきます。
講師と授業のレベルが志望校に合っているか
オンライン家庭教師を選ぶ際にまずチェックしておきたいのが、講師のレベルです。例えば受験生の子どもが志望校合格に燃えているとしたら、その志望校の偏差値以上のオンライン家庭教師を選ぶ必要がありますよね。ですから、学歴や授業の実績は大事です。
オンライン家庭教師の中には、個人でやっている人と、家庭教師センターなどの運営会社に雇われてやっている人がいます。どちらが良いかは一概に言えませんが、どんな形態であれ授業前に講師の情報を得ることは非常に重要です。
運営先があるならば、講師の要望は伝えられるので、できるだけ詳細を書きましょう。書くべき内容は以下の6つです。
- 子どもの性格
- 希望する講師の性別
- 希望する授業日時
- 子どもの志望校
- 子どもの今の学力
- 先取り授業か復習か、それとも受験対策かなど、どんな授業を希望するか
思春期の生徒の中には、講師の性別を意識する子も少なくありません。志望校合格までの長い間、二人三脚で進むのであればできるだけ生徒の希望に合った講師でなければ満足な授業とはいかないでしょうから、子どもの希望もできる限り詰め込むことが重要です。
子どもの今の学力と志望校を記入することで、講師のレベルが選別されます。教えられない講師を選んでも、運営の評価が落ちるだけなので適切な講師を選んでくれます。個人でオンライン家庭教師をやっているのであれば、情報はできる限り開示しているはずなので、そこで出身大学などをチェックしておきましょう。
オンライン家庭教師の実力は学歴だけでなく、実績で見ることも大切です。若い講師の場合は、経験値が少ないけれどブランクがありません。対して、講師歴が長いと経験値は多いけれど子どもと話が合うかわからない点が挙げられます。
運営先からのサポートはあるか
オンライン家庭教師を選ぶときには、運営からのサポート体制が整っているかどうかもチェックしてください。
個人でオンライン家庭教師をやっているところでも問題ないと判断するのであればそれはそれで良いのですが、第三者によるサポートがないことは覚悟しておくべきでしょう。
運営先があるのなら、以下のようなサポートを受けられることがあります。
- オンライン家庭教師の変更を頼むこと
- 授業前に準備すべきことを教えてもらうこと
- 必要な教材を送ってもらうこと
- 料金体制を教えてもらうこと
いざオンライン家庭教師を雇って授業をしてみたものの、子ども、あるいは親が納得いかなかったとなれば、変更を申し出たいこともあるでしょう。しかし、講師本人に直接は伝えづらいものがあります。そんなときに役に立つのが運営という第三者です。今の講師に足りないことを伝え、それを補ってくれるような講師を希望したいと正直に申し出ましょう。
また、授業前にはどのような準備が必要なのか教えてもらえるので、初めてオンライン家庭教師を利用する場合でも安心です。必要なインターネット環境やパソコンの種類なども教えてくれるので、準備を整えて本番に臨めます。
親目線としては、料金体制も気になるところでしょう。基本的に、マンツーマンで授業を行うとなれば集団塾と比べて人件費が多くかかってしまうので、高くなりがちなことは覚えておくべきです。その上で、授業回数によって月謝がどのように変わるのか、それぞれのオンライン家庭教師の運営元で確認をしてみましょう。
オンライン家庭教師はあくまで生徒に授業を教えることが仕事であり、個人でやっていない限り料金設定や授業回数の変更には携わっていません。授業内容以外で何か変更したいことや、聞きたいことがあるときは、遠慮せずに運営先に問い合わせをしてみてください。
どんな準備が必要なのか
オンライン家庭教師を選ぶなら、授業前にどんな準備が必要なのか明記してあるところがおすすめです。
オンライン家庭教師に授業をしてもらう際に必要なのは、インターネット環境と、パソコンやタブレット、スマホです。しかし、中には、iPhoneやiPadならOKだけど、Androidは使えないところや、Macのパソコンはダメですと言われることもあります。
もし、使えないと言われたものしか家にない場合、改めて高い買い物をしなければなりません。それはとてももったいないので、どのタイプの機器でも使えるようなオンライン家庭教師を選ぶようにすべきです。
通信環境が悪ければ授業がスムーズにいかないこともあります。塾講師の私がオンライン授業をしたときに実際にあったのは、生徒の声がほぼ聞こえない現象です。生徒はタブレットを使っていたのですが、カバーがあるというので外してもらいました。しかし、原因不明の音声不良は変わらず。こちらの声は聞こえるというのでそのまま授業を続けましたが、生徒からの反応を得ることは難しく、「はい」「いいえ」だけで押し切ることとなりました。
最終的にはイヤホンマイクを購入してもらうことで解決しましたが、インターネットを使うなら、念のためにそれなりの環境を構築しておくべきだと感じます。オンライン家庭教師を選ぶなら、授業前に通信環境のテストができるところをおすすめします。
また、教材の準備についても聞いておくべきです。例えば、学校の授業の補助をしてほしいのであれば、新たな教材は購入する必要がありません。しかし、オンライン家庭教師の方針でオリジナル教材を用意しており、購入しなければならないなら向いていないと判断できます。自分で用意した教材を使ってオンライン家庭教師に指導をしてほしいというならば、その要望をかなえてくれるかどうか聞いておいてください。
逆に、オンライン家庭教師の運営元が用意する教材があった方がありがたいというのであれば、あらかじめそれがどのような教材なのかチェックしておきましょう。子どもが通っている学校で使っている教科書と同じ流れで学べるものなのか、それとも受験に特化していて、塾が最も良いと判断した学力アップ方法に従って学んでいくのか、それぞれに特徴があります。
柔軟な対応は可能か
オンライン家庭教師との授業はマンツーマンなので、柔軟な対応をしてもらいたいなら、どんな授業形態になっているかも押さえておきましょう。
集団塾では、皆同じ授業を受けるので個別に自分のしたい勉強をすることができません。個別指導塾でも、その塾が使っている教材で決められた進め方しかできないところもあります。こういった場合、柔軟な対応はあまりできないことになりますよね。
オンライン家庭教師を選ぶなら、時期によって以下のような学習すべてに対応してもらえるかを確かめておきましょう。
- 学校の先取り
- 前学年の復習
- 定期テストの勉強
- 受験のための勉強
- 長期休暇の追加授業
- 休んだ授業の振り替え
一般的な学習塾では、中学生は定期テストがない時期は学校の先取りをします。塾で先に新しい単元を学んで理解しておくことで、学校で積極的に発言ができるからです。そこで良い評価がもらえると成績アップにつながります。ですから、基本的に復習より予習がメインとなります。
そして定期テストがやってくると、テスト範囲に従ってテスト対策に入ります。学校の先生から言われた提出物の中にある問題を解いたり、生徒たちから集めていた過去問を解かせたりしてテストに対する強化を行います。
長期休暇になる夏休みや冬休み、春休みには、学校の授業がストップするので復習をすることが多いです。生徒の学力によっては前学年や前々学年に戻ることもあり、学校の授業についていけるようにします。ある程度理解度がある生徒には応用問題を解かせるなどして、さらなる高みを目指せるよう指導します。
受験期になると、志望校の過去問を解いたり、苦手分野の克服に力を入れ始めます。出題傾向をつかむことによって問題に慣れさせ、解くパターンを頭に入れていきます。同時に、前期試験などで必要であれば小論文の添削や、面接の練習も行います。
振り替え授業をしてもらえるかどうかは塾によりますが、せっかくお金を支払っているのですからできるだけ振り替えをしてもらえるオンライン家庭教師にしましょう。休んだ分だけ振り替え可能となれば子どももサボることができません。
オンライン家庭教師でも、上記のような柔軟な対応は可能なのか調べておきましょう。完全にお任せしたいというなら問題ありませんが、要望があるならどこまで聞いてもらえるのか確認しておくと安心です。
家庭に負担の少ない料金設定か
オンライン家庭教師を選ぶ基準が料金設定になることもあるでしょう。親としては、第一優先事項としたいところかもしれませんね。
オンライン家庭教師はマンツーマンで、人件費がかかります。しかし、交通費がかからないことや、個人でやっているところは運営に取られるお金がないことから費用を下げることが可能です。
もし料金を第一に考えるのであれば、個人でオンライン家庭教師をやっている人で、安い設定になっているところはないか探してみましょう。スキルを販売しているアプリにいたりもしますし、医学部生限定のサイトにいたりもします。
運営元があるオンライン家庭教師の場合でも、料金はまちまちです。あまりに安いところだとサポート体制がしっかりしていないなどのトラブルも起こりうるので注意が必要ですが、相場に近い価格帯で授業をしてくれるなら情報を集めてみても良いでしょう。
安さばかりに気を取られると、後悔することもあります。実際にネット上では、以下のような目に遭った方がいました。
- 運営の部署がバラバラで一貫性がなく、何度も同じ質問をされた
- オンライン家庭教師が決まるまで1カ月近くかかった
- 応募してから音沙汰がなく、連絡がとにかく遅かった
講師たちに関する不評はほとんどなかったため、安いところは講師より運営の体制に問題があるのでしょう。もし気になるオンライン家庭教師を見つけたら、できるだけ公式サイト以外で口コミを調べ、悪い噂がないか、どんな評価がされているかをチェックしてみてください。実際にそのオンライン家庭教師を利用したリアルな本音が聞けるので、参考として見る分には役立つはずです。
料金設定は、中には月謝ではなく回数制となっているところもあります。一般的には高いと言われているオンライン家庭教師でも、週2ではなく週1で申し込むことで、高い質の授業をそれなりに押さえた価格で子どもに提供できたりもします。
レベルの高い講師なら質が高くなっていくのは当然のことなので、家庭教師として生計を立てているプロは避け、学生アルバイトを選ぶという手段もあります。たとえ経験値は少なくとも、運営からのフォローにより子どもの志望校の情報を仕入れてきてくれたり、ブランクがないことで打ち解けられたり、子どもの志望校出身なら本当のところが聞けたりと、メリットもあります。
本来であれば、子どもが希望する授業を受けさせてあげられるよう、教育費には余裕を持たせて計画的に貯金をしておきたいところです。安さも大事ですが、質を通さず授業をしてもらえるかが大事なので、オンライン家庭教師選びは慎重に行いましょう。
オンライン家庭教師を選ぶなら慎重に!
オンライン家庭教師は世の中にたくさんあり、個人でやっているところも運営先があるところも選べます。選択肢が多いのは良いことですが、その分選ぶときには慎重になりましょう。子どもが納得できる、学力を確実に上げられる授業を展開しているところを探す期間も視野に入れてくださいね。お試しで無料体験授業ができるなら、少しずつ受けてみるべきです。
当サイトのおすすめのオンライン家庭教師は「小学生のオンライン家庭教師おすすめ比較ランキング」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
中学受験で成績を上げていくのは、学年が上がるほど大変になってきます。
子どもなりに一生懸命に学習していても、思うような結果がでないこともしょっちゅうあります。
もし志望校との偏差値が5以上離れていて、このまま成績が上がっていくイメージがわかないのであれば、個別指導や家庭教師を利用しましょう。
じつは、中学受験をされているご家庭の39%が個別指導塾や家庭教師を利用しています。
そして、個別指導塾や家庭教師を利用したご家庭のうち35%は偏差値が5以上アップしています。
我が家では家庭教師を利用していましたが、苦手な国語の偏差値が12アップし第1志望校に合格できました。
お住まいの地域に合わせて個別指導塾と家庭教師のおすすめを紹介するので、気になる方は資料請求してみてください。