家庭教師を雇って失敗する家庭はどんな家庭…?
今回は、そんな疑問を解決します!
家庭教師を雇っても意味がない家庭の特徴は以下の通りです。
- 子どもに学ぶ意欲がない
- 子どもに体力・脳体力がない
- 子どもの脳の成長が遅いのに成績を上げたいと望む家庭
では、それぞれの特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。
当サイトのおすすめ家庭教師は「中学受験の家庭教師おすすめを比較」という記事で紹介しているので、興味がある方は参考にどうぞ。
子どもに学ぶ意欲がない
家庭教師を雇っても意味がないのは、子どもに学ぶ意欲がない家庭です。
「家庭教師を雇えば子どものやる気もどうにかなるだろう」、もしかしたら、こんな風に考えている保護者の方は多いかもしれませんね。しかし、家庭教師のメインの仕事は勉強を教えることであり、まったくやる気でない生徒のモチベーションを上げることではありません。もちろんそれも仕事のひつとではありますが、最初から勉強をやる気がない生徒は、誰がどうやっても響かない場合があります。
教えるプロではあっても、やる気を引き出させるプロではない家庭教師も自分から勉強してくれない生徒はお手上げです。勉強を教えに来たのに、自分の仕事さえさせてもらえない状態に陥ります。まさにお金をドブに捨てていることになり、残念ながらよくある失敗例と言えます。
やる気は生徒の内側から発露するものであり、外側から無理やりこじあけようとすることはほぼ不可能です。家庭教師が来ることが刺激にはなっても、そこから勉強しようと思ってくれるかどうかはわかりません。
子どもに体力・脳体力がない
勉強を教えている時に家庭教師がもうどうしようもないと感じるのが、生徒が睡魔に負けてしまう時です。
勉強をしたくないなら根気よくやろうと話しかけたり、ほめたりと一応対処法はあります。しかし、寝てしまわれると起こしても起きない、起きても目がうつろで解説が頭に入っていない、そんな状態に陥ります。
生徒にまだ体力がない、脳体力がない状態で家庭教師を雇っても、ただうつらうつらしているだけで時間が無駄になることも…。学校で体力を使い果たしてくる子どもや、他の習い事で忙しい子どもは勉強時間に眠ってしまうことが多々あります。家庭教師を雇って本当に実のある時間にするなら、絶対に眠らないよう一定の体力を持つ必要があります。
子どもの脳の成長が遅いのに成績を上げたいと望む家庭
近年多くなってきているのが、子どもの脳の発達が遅いのに、学校の成績を上げたいと望む家庭です。
しかし、これは仕方のないことでもあります。子どもの成績が悪いのは、脳の成長が遅いのではないと考えている保護者の方が圧倒的に多いからです。「きちんと」勉強すればなんとかなるはずと考えて家庭教師を雇うのです。
ただ、いくら教育のプロでも脳の発達が遅い子の成績を上げることはできません。まずは前学年、あるいはそれ以前の学年の学習内容の復習が必要だからです。しかし、成績を上げるには今の学年の先取り学習をしなければならないため、保護者の要望が無茶であることがわかります。
学校の成績を上げる前に、きちんと復習させる時間を設けることが失敗を防ぐ方法になります。もしかしたらずっと復習になり、学校には追い付けないかもという覚悟も必要な場合があります。
家庭教師を雇うなら子どものことをよく見てあげて!
家庭教師を雇う前に保護者の方がすべきことは、子どもの勉強に対する姿勢や能力をよく見ることです。やる気はあるのか、すぐ眠いと言わないか、教えても定着しない傾向にないか、この3点をよく見て、クリアできていないなら家庭教師を雇っても意味がないと覚えておきましょう。雇うとしても、間違った要望をしないようにするよう気を付けるべきですね。無茶ではない、現実的な要望を整理して家庭教師に伝えましょう。
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中学受験で成績を上げていくのは、学年が上がるほど大変になってきます。
子どもなりに一生懸命に学習していても、思うような結果がでないこともしょっちゅうあります。
もし志望校との偏差値が5以上離れていて、このまま成績が上がっていくイメージがわかないのであれば、個別指導や家庭教師を利用しましょう。
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