立教池袋中学校の受験を考えているパパ・ママ向けのリアルな受験体験記です。
立教池袋中学校を受験したきっかけや、パパ・ママ目線で見た魅力、偏差値事情。
受験当日の会場までの道のりや、受験中の保護者の過ごし方。
合格発表から合格発表後の動きまで、一連の流れを紹介しています。
はじめに:「立教池袋中学校」を受験
息子は2/2午前に「立教池袋中学校」の第1回入試を受験しました。
本記事は、当時の事を思い出しながら受験日から合格発表までの記録をお伝えする内容となっています。
日付は全て当時のものとなってますので、最新の情報については、必ず学校の公式ホームページをご確認下さい。
「立教池袋中学校」の偏差値事情
立教池袋中学校の偏差値は、毎年大きな変動はありません。
他の私立大学付属校が偏差値を上げている中では、安定しています。
受験日は、2/2午前と2/5午前の2回あります。2/5の入試は、算数、国語、自己アピール面接となっています。
自己アピール面接を受ける場合は、学校説明会の際に「どのようなアピールが求められるのか?」「どのようなアピールが可能なのか?」という点について、よく確認しておきましょう。
自己アピールについては、「大会等で優秀な成績を修めたという事ではなく、その活動を通して何を経験したかを自分の言葉で、他の人に伝えられるか」という事を見ていると仰っていました。
また、第1回入試を受験した場合、第2回試験の際に考慮されると明言されているので、併願校として考えるのならば、第1回も受けた方が良いでしょう。
Q13 第1回入試を受験した者は、第2回入試で考慮されるのでしょうか。
「同成績の者」または「繰上合格候補者」の順位決定の際に考慮します。ただし、第2回入試の同成績は面接の評価も加わえたうえで判定します。
引用元:立教池袋中学校公式ホームページ
SAPIX:男子(50)
日能研:男子(58)
四谷大塚:男子(59)
SAPIX:男子(50)
日能研:男子(57)
四谷大塚:男子(57)
「立教池袋中学校」の魅力
立教池袋の魅力についても触れておきたいと思います。
1位:立教大学の付属中学校
2位:週7時間の英語授業
3位:スマートでカッコいい生徒が多い
1位:立教大学の付属中学校
立教中学校からは、約9割の生徒がそのまま立教大学に進学するそうです。
そのため、学校も6年間を使ってしっかりとした力を身につけさせたいという方針です。
現在、立教大学の経営学部の人気は非常に高いです。偏差値は67.5あり、早稲田大学の政治経済学部とほぼ同じです。
2006年に新設された新しい学部ですが、当初から立教大学の看板学部とするべく人材育成に力が注がれています。
ただし、経営学部への推薦枠は卒業生の10分の1程度しかないので、かなり狭き門です。
2位:週7時間の英語授業
立教池袋は、英語授業が週7時間あり、私立中学校の中でもトップクラスに英語の授業コマ数が多いです。(英語に力を入れている広尾学園中学校でも週6時間)
立教大学への推薦にあたって、英検2級程度の英語力を有する事が要件とされているため、全ての生徒が高校卒業時点で英検2級以上は取得しています。
大学受験を意識しない付属中学校で、英語力についてのボーダーラインを明記している学校は非常に珍しいです。
立教池袋が英語を重視しているという事がよくわかります。
3位:スマートでカッコいい生徒が多い
学校見学に行くと、スマートでカッコいい生徒が多い印象です。
校則もわりと自由度が高いようで、髪も結構長めの子もチラホラいます。制服ブレザーの効果もしれませんが、なんとなくみんな気品があるように見えます。
生徒が部活動に熱心な事も特徴で、学校見学会で数理研究部の発表を見た時はとても驚きました。
本格的なバーチャルリアリティーを使ったゲームで、中高生が作ったとは思えないクオリティのゲームでした。
数理研究部は、コンテストでも優秀な成績を修めているらしく、それも納得です。
ちなみに、息子は釣り研究会に入りたいと言ってました。部活動の種類が多いのも特徴ですね。
「立教池袋中学校」受験のきっかけ
立教池袋については、受験日から考えて併願校としました。
2/1、2/3の受験校が決まっていたので、2/2に受験する学校という目線で見た時に、息子に合いそうだったのが立教池袋でした。
立教池袋は、私学説明会等の大規模な学校説明会にもよく参加しているので、話を聞く機会は割と多いです。
立教池袋の事はあまり知らなかったのですが、説明会で先生からお話しを聞くと非常に魅力的な学校であることがわかりました。
- 自由な校風(髪型も厳しくない)※息子にとって超重要
- 英語に力を入れている
- 小学校から進学してくる内部生と外部生の壁は全くない
- 運動部と文化部間でのヒエラルキーはない
「立教池袋中学校」の受験体験記!
受験会場までの道のり
「立教池袋 中学校」の第1回入試は、2/2午前に行われました。
場所は、立教池袋中学校の本校舎となります。説明会や文化祭などで行く機会は何度もあるので、一度行っておくことをおすすめします。
行き方はいくつかありますが、池袋駅から向かう人が多いと思います。
我々は、副都心線の要町駅から向かいました。住宅地の間を抜けていきますが、特に迷うことなく約5分ほどで到着しました。
2/1に比べると、息子もかなり落ち着いた様子で笑顔もありました。やはり、一度入試本番の雰囲気を感じているというのが大きいようです。(1月受験は大事ですね)
受験中の保護者の過ごし方
保護者は、多目的ホールで待機をする事ができます。2/2という事もあって、2/1校の受験結果が気になり落ち着きません。何度となく受験結果の発表サイトにアクセスしてしまいます。
2/1の合否結果によって、そのあとのプランが変わるので、何回もシミュレーションをしていました。
入試が終わるまで結構時間があるので、ホールでずっと待機している人は2,3割程度だったかと思います。
入試が終わった後、生徒はホールに連れてこられるので、そのタイミングではホールは完全に埋まっています。早めにホールで着席していることをおすすめします。
入試が終わり子どもと合流した後は、他校での午後入試があったため、池袋駅近くでお昼を食べ、午後の入試会場へ向かいました。
出来れば待ち時間の間に、どこでお昼ご飯を食べておくか考えておくとよいと思います。
合格発表
合格発表は、当日2/2の21時でした。
インターネットで結果を確認することができます。時間も21時なので、家族全員で確認をしました。
当日発表は、その後のスケジュールが組みやすいので助かります。
合格発表後の動き
合格発表後ですが、親には重要な仕事が残っています。
入学金の振り込みです。
入学金の振り込み期限は、学校によってかなり違いがあります。例えば、広尾学園中学校ですと、2/9まで猶予があります。
一方で、立教池袋中学校は2/3の15時までと期限が短いです。
もちろん、一度振り込んだ入学金は返金されません。
そういう意味で、広尾学園や開智日本橋のように入学金の振り込み期限に猶予がある学校は助かります。
おわりに:「立教池袋中学校」の受験体験記でした
立教池袋は学校としての魅力も沢山ありますが、入試スケジュールを組むという観点でも大きなメリットがあります。
一般的に中学受験では、2/2までに受けた学校で1つ合格をしておきたいと言われています。
立教池袋は、2/2入試の学校ですが、当日中に受験結果がわかります。そのため、2/3以降にチャレンジするのか、安全にいくのかという判断がしやすいです。
大学付属校については、【中学受験】大学付属校の合格に効果があった7つの勉強法という記事で詳しく紹介しています。
持ち偏差値が志望校に足りない場合は、家庭教師をお願いするという方法もあります。
我が家でも小6から家庭教師をお願いしたところ偏差値が大幅アップし、第1志望校に合格する事ができました。
中学受験には成績の悩みがつきものです。
我が家でも、塾や家庭教師や個別指導塾など、いろいろな所に学習相談をしました。
色々なところと比較すると、個別指導塾「SS-1」の学習指導が抜きん出ていました。
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