小学生が大好きなNintendo Switchやスマホゲーム。なんとなく、ゲーム時間が長くなると成績が下がる気がしますよね。
実はその通りで、国立教育政策研究所の令和3年度全国学力・学習状況調査によると、「ゲーム時間が長いほど、問題の正答率が下がる」という結果が出ています。
そうはいっても、Nintendo Switchやスマホゲームに夢中な子どもを、机の前に座らせるのは大変です。我が家でもゲームをしたがる子どもに対して、ゲームを与えるべきかどうか悩みました。
また、ゲームを渡した後は、どのようなルールで遊ばせるべきか試行錯誤しました。そして、中学受験が終わり中学生になっても未だにゲームのことで子どもとケンカになることがあります。
本記事では、そんなゲームについての悩みを解決します!
子どもとゲームとの上手な付き合い方について悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
小学生のゲーム時間は?
小学生のゲーム時間は、1日1時間程度のようです。
こちらは、ニフティが2021年11月30日に発表したレポートをもとにグラフ化したものです。
小学生の1日のゲーム時間で最も多い時間は「30分〜1時間」と「1〜2時間」でした。
では、実際にゲームをプレイしている時間と成績の関係はどうなっているのでしょうか。
小学生のゲーム時間と成績の関係は?
こちらのグラフは、国立教育政策研究所の令和3年度全国学力・学習状況調査の結果となります。
左のグラフが国語、右が算数となっています。
どちらの教科でもゲームをする時間が多い小学生ほど、平均正答率が下がっていることがわかりまう。
引用元:国立教育政策研究所の令和3年度全国学力・学習状況調査
調査結果からは、ゲーム時間が長いほど正答率が下がることがわかりました。
なるべくゲーム時間は減らしたいですが、今の小学生がゲーム時間を0にするのは中々難しいです。そこで、ゲームが与える悪い影響・良い影響について考えてみました。
小学生にゲームが与える悪い影響は?
- 全てにおいてゲームが優先される
- 外遊びしなくなる?
- 目が悪くなる?
ゲームは自分がやったこと(操作、作業)に対して、報酬(レベルアップ、ステージクリア)が簡単に多く得られるような設計になっています。
そのため、大した努力をしなくても高揚感や満足感を得ることができます。勉強やスポーツのように成果がでるのに時間もかからないので、どんどんゲームにのめり込むようになります。
他にもよく言われることとして「外遊びしなくなる」「目が悪くなる」ということも聞きますが、これはゲームだけの問題ではないと考えています。
外遊びしようと思っても、友達が集まらなかったり場所がなかったりするので、仕方なく家でゲームをする場合もあります。
また、目が悪くなるという点について調べましたが、諸説あるので確証は持てませんでした。
小学生にゲームが与える良い影響は?
- 1つのことに集中できる
- 友達とコミュニケーションがとれる
- 思考力や想像力が身に付く
子どもがゲームをしているとき、とても集中していますよね。何か1つに物事に集中するという経験は、その対象がなんであれ良い経験です。
ゲームに集中できるんだったら、やり方次第では勉強にも集中できるはずです。
外出が制限されている中で家にいると、子どももストレスが溜まります。そんな中で、オンラインで友達と遊ぶことによってストレス解消になっていました。
ゲームで勝つためには、コンピューターや友達の考えを先読みしたり、展開を予想するような思考力が必要となります。また、自由度が高いゲームの世界で自分の想像力を働かせて、好きなものを創ることもできます。
そうしたゲームでの経験を通じて、思考力や想像力が身につきます。
テレビゲームよりボードゲームで遊ぶ
ゲームには良い面・悪い面がありますが、それはあくまでテレビゲームやスマホゲームの場合です。
ボードゲームであればゲームにのめり込み過ぎずに、集中力や思考力・想像力が身につきます。
我が家でも特に低学年のうちは、ボードゲームで遊ぶ習慣をつけていました。ボードゲームであれば親子でも遊びやすいですし、1人では遊べないのでずっと遊び続けることもありません。
おすすめのボードゲームを紹介します。
- スティッキー
- ドブル
- ナンジャモンジャ
なるべく役に立つゲームで遊ぶ
テレビゲームの中でも、なるべく役に立つゲームで遊ぶのも1つの手です。
役に立つゲーム
- 桃太郎電鉄
- マインクラフト
- ことばのパズル もじぴったん
例えば「桃太郎電鉄(桃鉄)」では、日本全国を鉄道で周ることで、遊びながら地名や特産物に詳しくなります。
また子どもたちに人気の「マインクラフト」は、実際に教育現場で教材として使われるほど、学習効果が認められています。
もじぴったんは、言葉のクロスパズルで自然と語彙が増えていきます。
まとめ
子どもはゲームが大好きです。ゲームが大好きな子に、ゲームで遊ばせないのは親として心苦しい部分があります。ただ、だからといって子どもがやりたいだけゲームをさせるのも違うと思います。
勉強の習慣がなかったり、勉強の楽しさを知らない子にゲームを与えたら、ゲームばかりやってしまうのは当たり前です。
親にできることは、以下だと考えています。
- 「ゲーム以外にもたくさん楽しいこと、面白いことがある」ことを伝える(体験させる)
- 「ゲームとの上手な付き合い方」を教える(ルールを作る)
ゲームを上手く味方にできるように、工夫してみましょう!
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