2021年10月から放送が開始されたドラマ「二月の勝者」6話のネタバレ・あらすじを紹介します。
ビックコミックスピリッツで連載中の人気漫画「二月の勝者」がついにドラマに!
本記事では時間がなくてドラマを観れなかった方や、見逃してしまった人に向けてネタバレ・あらすじを紹介します。
中学受験生の親目線での感想もお伝えするので、実際の中学受験との違いについても参考にしてくださいね。
「二月の勝者」ドラマ6話のあらすじ
8/2、中学入試まで183日。夏休みも桜花の自習室は自習する生徒でいっぱいだ。
そんな時、桜花に紗良(住田萌乃)がやってくる。佐倉(井上真央)と桂(瀧内公美)がわけを尋ねると、黒木(柳楽優弥)から頼まれたのだという。二人は紗良と黒木が知り合いだったことにひどく驚いていた。そこへ黒木が登場。紗良へは事前に事情を説明していたらしく、Aクラスの柴田まるみ(玉野るな)を紹介する。すると紗良は即座に声をかけにいこうと動き出した。驚いた黒木が思わずいつもの調子で『紗良!』と呼び止めるも、「大丈夫」と自信ありげにまるみに声をかけに行き・・・。
「二月の勝者」ドラマ6話のネタバレ
紗良はまるみと空き教室で話していた。まるみは紗良の制服姿を見て、二葉女子学院について尋ねた。すると紗良は「校風が基本的に自由って雰囲気」「人と違う方が面白いし、格好いいじゃん」と話した。紗良の話をきいたまるみは、二葉女子学院に興味を持ったようだった。
ある日の自習室。夏期講習が始まって以来、まるみが初めて自習室にやってきた。佐倉は桂に「紗良ちゃんのおかげですかね」と話していた。
まるみは授業中トイレに行った帰り、掲示板で二葉女子学院の偏差値をみていた。すると黒木に出くわし、思い切って自分から「二葉女子学院って・・・」と相談してみた。黒木は「二女は個性を大切にしてくれる素晴らしい学校です」「第一志望校として目指しませんか」といい背中を押した。
井之頭ボウルにて。桂は新平(加治将樹)が紗良と黒木の関係を黙っていたことに怒っていた。新平は「隠していたつもりはない」とし、特に悪びれる様子がなかったため桂は更に追及していた。
喫茶店で待ち合わせする灰谷の元に、五十嵐が現れた。灰谷は五十嵐に、黒木が通っているSTARFISHについて調査させていた。五十嵐によるとSTARFISHは塾で、様々な年齢の生徒を無料で教えている場所だといった。
再び井之頭ボウルにて。新平によると、紗良は以前不登校になっておりその際、黒木に世話になったのだという。その話を聞いた佐倉と桂は、まるみと紗良が話をしたことにようやく合点がいったようだった。
翌日講師室にて。まるみの母・美佐子(月船さらら)から連絡があり、まるみもやはり夏合宿に参加したいとのことだった。
Ωクラス選抜テストが始まった。終了後、講師達は採点しながら、生徒たちの学力の伸びを実感していた。するとまたも突然黒木が登場。講師達に諸連絡をし「子どもたちの部屋割りも私が決めます」と合宿に向け熱がこもっていた。
弓道場にて。佐倉と紗良は以前から約束していた通り、一緒に矢を打ちにきていた。終了後紗良は佐倉に、不登校の頃の様子やそれがきっかけで黒木と出会ったことなどを話した。紗良は、黒木の助言がきっかけで中学受験に挑戦し今に至るのだった。佐倉も紗良のおかげでまるみが頑張っていると、紗良にお礼を伝えた。
夏合宿1日目。Ωクラスへ上がれたのは海斗とまるみの二名のみだった。早速樹里(野澤しおり)はまるみに興味を持ち、フレンドリーに話しかけていた。まるみも初めは戸惑っていたが、徐々に二人の距離は縮まっていった。
その夜、合宿へ向かう準備をしている黒木の元に灰谷が現れた。灰谷は黒木に満を持してSTARFISHについての質問をぶつけた。すると、いつも灰谷の顔を見て話さない黒木が振り返った。灰谷は黒木に「ルトワックを辞めたのはあんな塾のためなのか」と問いただした。
黒木が「あんな?」と言い返すも灰谷は構わず「あなたにとってどれ程の価値があるのか」「あの塾で何をしているのか」と質問を続けた。すると黒木は「星を拾って投げているだけです」とだけ答え、なにかの紙を灰谷に渡すと、車で去っていった。灰谷が紙を広げて確認すると、STARFISHで行われる誰かの誕生日パーティーの招待状だった。
夏合宿二日目。黒木が遅れて到着した。
休み時間中、合宿中の小テストの結果が発表された。まるみは同じ部屋の花恋と樹里に遠く及ばず、ひどく落ち込んでいた。
夏合宿三日目。まるみは授業へ向かう途中樹里達に、算数が苦手でついていけないとこぼしていた。一方、花恋から樹里の算数の偏差値が72であることを聞き驚いていると、樹里の志望校も二女だと分かり引け目を感じた。まるみは、自身の志望校を余計に言い出せずにいたのだが、樹里は黙っているから同じだと察し一人で喜んでいた。算数の授業の際も当てられて答えることができず、ますます劣等感を抱くようになった。
柴田家にて。合宿から帰ったまるみは、美佐子の顔を見るなり泣き出し、「私なんかが二女に受かりっこない!」と初めて弱音を吐いた。
8/24。佐倉は合宿後の授業の準備をするため、休日にもかかわらず塾に来ていた。すると黒木もきており、まるみと樹里について「タイプの違う二人の混ぜ合わせ、化学反応に期待しています」と話し始めた。佐倉は黒木のことを理解し始めてはいるものの、さすがに今回は「まるみが苦しそう」といい、共感はできないようだった。そこへ美佐子から連絡があり、今から面談できないかと申し出てきた。
面談室にて。美佐子の用件はまるみをΩ→Aへと戻すことだった。美佐子の思いを聞いた黒木は「ご家庭での印象が伺えてよかった、塾では友達ができて生き生きした様子だ」と伝えた。また「お母様に弱音を吐いたことも成長の一つと考えてはどうか」とも付け加えた。それによって美佐子は当初の考えを翻し一転、黒木と佐倉に「宜しくお願いします」といい去っていった。美佐子が帰った後、佐倉が「まるみは樹里から離れていくのか」と心配していると、黒木は自信たっぷりに「秘策があります」と言い切った。
翌日、合宿明け最初の授業にて。Ωは授業の席順が予め決められており、まるみと樹里は隣同士になった。これが黒木の秘策だったのだ。漢字の小テストの際、採点を隣同士で交換するとまるみの答案の方が丁寧に書かれており、点数も良かった。すると樹里は「まるみの几帳面さを見習わなきゃ」といって自身の答案の雑さを反省していた。その日の授業終了後、まるみは樹里の家に遊びに行った。樹里の両親は二人とも美容師で、家も美容院だった。樹里の母・杏里(木乃江祐希)はまるみに、自由な校風が樹里に合ってると思い、二女を勧めたことを話した。樹里はまるみに、お互いの得意教科を見せあいながら勉強しないかと提案した。だが実際に始めると、まるみはやはり算数が思うように出来ず「樹里の国語とは違うよ!一緒にしないで!」といいその場から走り去ってしまった。樹里はすぐさま追いかけ、まるみに思いを伝えた。樹里は、自身が5年生の時からΩにいて成績が停滞しているのを気にしていた。それに対しまるみは一人でコツコツ努力を続け、見事多くの生徒を追い抜いてΩに上がってきた。自身と違い伸びしろしかないまるみに嫉妬していたのだった。樹里の思いを聞いたまるみは「私二女目指す!樹里と一緒に二女行きたい!」といって分かり合った。
翌日、まるみと樹里は二人仲良く塾にやってきた。それをみた黒木は佐倉に「二人ともお互いに対し憧れを抱いていた」といい、二人を見ていた。
「二月の勝者」ドラマ6話の感想
6話は今までと違い、黒木ではなく紗良が大活躍でした。本編でも黒木は「時に私も及びません」と紗良を褒めていました。やはり年齢が近いもの同士の方が分かることもあるよな、と黒木の適材適所の采配に感心しました。また、遂に灰谷がSTARFISHについて黒木に問い詰めましたね。まだ黒木にとってどんな存在なのかは不明ですが、7話では灰谷が招待された誕生日パーティーの様子も描かれるようなので続きが楽しみです。
「二月の勝者」は受験での友達の大切さが分かる
6話はまるみと樹里の友情が胸を打ちました。やはり受験は団体戦だな、と改めて感じました。一人では志望校に対する思いも難易度を前に崩れかけていたけど、『友達と一緒の学校に行きたい』という思いも加わることで更に強い原動力となっています。
5話で順と仲良くなった海斗もまた、友達ができたことで勉強に熱がこもり、今回の夏合宿でΩクラスに上がることができました。
受験は一人ではある程度限界があり、共に戦う友達の大切さが分かる6話だったなと思いました。
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