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中学受験の勉強法

全国統一小学生テスト(全統小)の難易度は?家庭でできる5つの対策を紹介!

  • 全国統一小学生テストの難易度は?
  • 家庭でできる対策は?

この記事は、上記のような悩みを解決する記事になっています!

お子様も中学受験を検討している保護者の方向けに、全国統一小学生テストの難易度を調べました。対策方法も5つ紹介しているので、学力アップのために試してみてください。

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全国統一小学生テスト(全統小)の難易度

全国統一小学生テストの難易度は全国統一小学生テストの公式サイトに明記されているわけではありませんが、中学受験をする小学生が対象ですからかなり高いと言えます。

受験者数が多く、レベルもまちまちなので問題のレベルは「簡単」、「難しい」、「とても難しい」のおよそ3段階に分かれていると思った方が良いでしょう。

全国統一小学生テストの対策をしていない小学生でも解ける簡単な問題もありますが、それ以降は文章問題がメインとなり、どの科目でも読解力が求められるものとなっています。その理解に時間がかかるので、初めて受験する小学生は「時間が足りなかった」、「問題量が多かった」と言うことが多いそうです。

最終問題は難関中学の受験問題と同じレベルと言われているため、これが解けたら将来かなり有望です。もしお子様に全国統一小学生テストを受験させるなら、難しい問題、解けない問題は後回しにし、見直しに全力を注ぐなど、テストを受験する時の基本を教えてから受験させるべきです。

全国統一小学生テスト(全統小)の学年別テーマ

全国統一小学生テストには学年別のテーマがあります。事前にテスト内容について一切聞かされることなく受験するのは厳しいので、以下で各学年のテストで出題されるテーマを見ていきましょう。

1年生

小学1年生では、算数は既に文章題が出てきて、物の数え方をテーマにした問題が多くなっています。

国語は季節を表す言葉がテーマになっており、動植物から季節を感じ取れるかを試します。

普段から物を数えることをしているか、季節を感じとる感受性や、季節にまつわる言葉を知っているかが差となります。

2年生

小学2年生では、算数は1年生と同じく文章題がメインとなり、お金の両替に関する問題が出てきます。

金銭感覚を早いうちから習得しているかがポイントです。

国語では論理的思考力が求められ、空欄補充の問題が出題されることもあります。

3年生

3年生の算数のテーマは平面図形になり、計算領域より図形領域を教科する必要が出てきます。

国語のテーマは漢字の知識で、同音異義語についての問題が出題されたこともありました。

4年生

4年生になると理科と社会のテストも受験できるようになります。

算数のテーマは数、国語のテーマは接続詞、理科のテーマは季節と生物、社会のテーマは地図の見方となっています。

理科では昆虫などに関する知識、社会では地図記号の知識など、知識問題も豊富に出題される可能性があります。

5年生

5年生の算数のテーマは平面図形と、3年生と同じですが、もちろん難易度は増し5年生で習う範囲が追加されます。

国語のテーマは心情理解、理科のテーマは気象観測、社会のテーマは統計資料の読み取りです。

小学校高学年になったため、科目の垣根を超えて考える思考力が求められ始めます。

6年生

小学校最終学年の6年生になると、与えられた情報を正確に読み取る能力が一段と求められるようになります。

算数のテーマは割合と比例反比例、国語のテーマは心情理解、理科のテーマは燃焼、社会のテーマは日本の食料問題です。

全国統一小学生テスト(全統小)に向けて家庭でできる5つの対策

ここからは、全国統一小学生テストの対策方法を5つ紹介していきます。レベルの高いテストに挑む前に何をすべきかを知っておきましょう。

家庭でできる5つの対策

  1. 過去問にチャレンジする
  2. 特定の問題に慣れさせる
  3. 東進オンライン学校小学部に入会する
  4. 他の模試を受けさせる
  5. 四谷大塚の対面授業を受けさせる

1.過去問にチャレンジする

全国統一小学生テストを主催している四谷大塚では、テスト対策として過去問を一部公開しています。

小学校で出題される問題とはレベルが異なってくるので、初見で驚かないように過去問を試しておきましょう。

2.特定の問題に慣れさせる

全国統一小学生テストでは、特に算数ではサイコロにまつわる問題や、規則性が絡んでくる問題が出題されることがあります。必ず出題されるとは言えませんが、このような特定の問題、ある程度解き方が決まってくる問題に慣れさせることも重要です。

仮に勉強した問題が出題されなかったとしても、思考力は確実に鍛え上げられていくので他の科目にも良い影響を与えます。

子どもが難しいと感じる問題は、解き方さえわかれば意外とすんなり理解してくれるものです。あとは「習うより慣れよ」で、どんどん似た問題を解いて解き方を身につけてもらいます。

3.東進オンライン学校小学部に入会する

東進オンライン学校小学部に入会し、オンライン授業を自宅で受けるのも全国統一小学生テストの対策になります。東進オンライン学校小学部のオンライン授業を作っているのは四谷大塚であり、全国統一小学生テストの主催者と同じです。

東進オンライン学校小学部のようなオンライン塾だと、ひとりでもきちんと勉強できているのだろうかという不安があるかもしれませんが、保護者専用ページで子どもの学習進捗をチェックできる機能があるため安心です。

授業は一方的に受けるのではなく、手元にあるテキストを解くことで能動的なものになります。授業を見て理解してから問題を解くことで、インプットとアウトプットを1回の授業で完了させられます。

普段は授業を見てから確認テストを解くという流れで進みますが、月末には月例テストがあり、ここで1ヶ月分の復習をします。普段の勉強の復習ですが、全国統一小学生テストを見据えるならばその予習にもなります。

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4.他の模試を受けさせる

全国統一小学生テストは年に2回しかありません。そんなに頻繁に受験しても、成績はさほど変わらないからです。しかし、普段と違う環境で小学生が実力を発揮できるかというと必ずしもそうではないので、模試自体に慣れさせる対策も必要です。

小学生用の模試なら他にもあるので、あえてそちらを受けさせることで受験慣れさせてみましょう。高校受験が人生初の受験で、緊張してしまってお腹が痛い中実力を発揮できなかったという方もいます。そうならないようにするためには、受験をする環境に小さいうちから慣れておくことが必要です。

5.四谷大塚の対面授業を受けさせる

四谷大塚はオンライン塾もやっていますが、対面授業の塾も経営しています。小学生のうちは、わからないところは人に直接教えてもらわないと身につかないこともあります。そうなった時、頼りになるのはやはり対面授業です。

わからない状態を放置するのは一番良くないことで、そのまま次の単元に進むといつかそこから先へ進めなくなる時が来ます。なんとなくでこなしても本物の学力にはならないので、対面授業で不明点や疑問点は直接教えてもらえる環境も大切です。

全国統一小学生テスト(全統小)の難易度は高い!どう対策するかがポイント

全国統一小学生テストは、中学受験を考えている小学生用のテストなので難易度は高いです。

特に最終問題は難関中学の入試問題と同じレベルと言われていますから、いかに対策するかが重要です。

全国統一小学生テストを主催している四谷大塚のオンライン塾や対面塾、教材などを使い、子どもに家庭学習の習慣をつけてあげてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
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かわさき
大学時代にイギリスに2度留学し、帰国後は塾講師として働き始めました。小1~高3までを教え、個別指導でそれぞれの生徒の個性を見極める大切さを学び、講師として成長していることを感じます。
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