浜学園には、入塾を兼ねたテストが4つあります。そのうちの2つが「公開学力テスト」と「オープンテスト」です。
本記事では、これら2つのテストの難易度にどれほどの違いがあるのか、どちらが難しいのかを知りたい方向けに情報を整理しました。
結論から言うと、入塾テストはオープンテストより公開学力テストの方が難しいです。
入塾テスト突破のための対策方法も紹介するので、もし興味があれば最後までご覧ください。
公開学力テストの難易度
浜学園には、公開学力テストという月に1回のテストがあります。こちらは塾生が受け、クラス替えにも影響があるものとなっているため難易度は高めです。
公開学力テストは、浜学園に通う全ての生徒が受験するテストです。小1~小3までは、国語と算数の2教科のみですが、小4~小6は、国語、算数、理科の3教科か、社会を含めた4教科を選んで受験します。
公開学力テストの構成
どれくらいの難しさなのかは、公開学力テストの構成を見ることである程度わかります。試しに、小1用の公開テストの構成をチェックしてみましょう。
小1算数 2021年12月公開学力テスト
各5点×20問 25分
1⃣ 計算 10問
2⃣ 文章題 3問
3⃣ 図形 1問
4⃣ 数表 3問
5⃣ 植木算 3問
小1の算数ですが、計算と図形はそれぞれ出題されていますし、しっかり文章題が出る大問もあります。また、植木算は中学受験生らしい問題です。ゆとり世代は習っておらず、中学受験をするなら学校以外で独自で習う必要がある分野です。
また、公開学力テストでは中学生の数学で初めて習うマイナスを含んだ計算問題が出題されることもあります。小1から中学生が習う概念を取り入れていることから、公開学力テストの難易度は一部の中学生にも匹敵すると言っても過言ではありません。これらの問題を25分で解き切らなければいけない点を考えても、解くスピードが早いこと、つまり理解が早いことが求められているとわかります。
小1国語 2021年12月公開学力テスト
各5点×20問 25分
1⃣ ことば 5問
2⃣ ことばの意味 5問
3⃣ 物語文 10問
小1の国語では、語彙の問題が10問出題されます。普段から言葉を正しく使えているかを確かめるためのテストですね。また、物語文では読解力があるかを試し、小1にして長文を集中して読めるかチェックします。こちらも算数同様に25分で解き切らなければいけません。
オープンテストの難易度
オープンテストは一般に向けた入塾テストで、年に4回、2月、6月、11月、1月に実施されます。塾生向けの公開学力テストとは違い、まだこれから入塾して授業を受ける生徒向けになっているため、公開学力テストより難易度は低めの設定になっています。
ただし、低めと言ってもやはり難関中学への合格者をたくさん排出している浜学園の入塾テストですから、構成を見てもその難しさを感じ取れます。
オープンテストの構成
こちらも、公開学力テストと条件をそろえて小1の算数と国語の問題構成をチェックしてみましょう。
小1算数 2021年11月オープンテスト
各5点×20問 25分
1⃣ 計算 4問
2⃣ あなうめ計算 4問
3⃣ きまりを見つける 4問
4⃣ 数える 4問
5⃣ 文章題 4問
大問の数は公開学力テストと同じく5つですが、内容が違いますよね。植木算などの中学受験らしい問題がなくなっています。ただ、小1にしては難しい「きまりを見つける」問題があります。これは学校では小6などで扱うことの多いもので、決まりを見つけられなければ問題は永遠に解けなくなっています。思いつくセンス、問題をよく読む読解力が必要とされています。
小1国語 2021年11月オープンテスト
各5点×20問 25分
1⃣ かなづかい 4問
2⃣ ことばの意味 4問
3⃣ ことばの使い方 4問
4⃣ 説明文 4問
5⃣ 物語文 4問
オープンテストの問題構成を見ると、大問が5つになっているので3つだった公開学力テストと比べると量が多くなったように感じますね。ただ、問題数は20問と変わっていません。それぞれ4問ずつなので解きやすく、公開学力テストのように物語文がわからず10問に苦戦しても点数が取りやすいようになっています。一方で、小1から説明文を含むなど、はやり浜学園の難易度の高さはうかがえます。
文章問題が2題あるので素早く文章を読まなければ時間切れとなってしまいますが、難易度は公開学力テストの方が高いです。大問が少ない方がじっくり読めるものの、意味を理解する能力が高くないと撃沈してしまうのです。
ちなみに、この2021年11月に実施されたオープンテストは平均点が出ていますので、以下で確認してみてください。受験者数は737人です。
算数 | 国語 | 合計 |
59.7点 | 61.8点 | 121.5点 |
この平均点より上が取れればひとまずは安心かなというところですが、何点取れば合格できるかという情報は公開されていないため近くの浜学園に問い合わせるのが確実でしょう。
浜学園への入塾を考えるくらい賢い子が算数と国語の両方とも6割しか点を取れないのはかなり難しいと言えます。しかしこれも、公開学力テストに比べたらまだ簡単な方です。
浜学園の入塾テストの対策
浜学園の入塾テストを受験するのであれば、上記でわかったように公開学力テストよりも簡単なオープンテストの受験をおすすめします。たとえ難しいテストで合格できたとしても、子どもは解けなかった感覚が残るとやる気を失ってしまうことがあるからです。どちらにテストを受けたとしても、「頑張ったね!」、「難しいのによくやったね!」と声掛けをしてあげてください。
テスト慣れをする
浜学園の入塾テスト対策でまずしたいのは「テスト慣れ」です。まだ小学生であれば、学校で受けるカラーテスト以外のテストに慣れていません。場所が変われば緊張もしてしまうでしょうから、本来の実力が発揮できないこともあります。そうならないように、学校や自宅とは違う場所でテストを受け、本番に慣れさせることから始めてみましょう。小学生用の模試に申し込み、実践させてみると緊張しなくなっていきます。
中学受験に詳しい家庭教師を雇う
親が勉強を教える時間があれば良いのですが、時間がない、もしくは身内だとどうしても喧嘩になってしまうというのであれば、中学受験に詳しい家庭教師を雇うのもアリです。
浜学園の入塾テストの難しさに対応できる家庭教師は、自身が中学受験をした経験がある、あるいは過去に中学受験を経験した生徒を担当したことがある人がふさわしいです。家庭教師センターなら教材も用意してくれますが、家で選びたいのであれば個人契約を結んでも良いでしょう。
本サイトでおすすめする家庭教師については「中学受験のおすすめ家庭教師ランキング」で紹介しているので、興味がある方はご覧ください。
浜学園の入塾テストは公開学力テストよりオープンテストの方が簡単!
浜学園には入塾テストが複数ありますが、公開学力テストよりオープンテストの方が簡単です。よって、もし受験する予定があるならオープンテストに申し込んでみましょう。問題構成を見ると学校の勉強だけでは点数が取りにくい大問があるので、対策をしてから望むことをおすすめします。その方が、浜学園に入塾した後が楽になり、お子様も自信を持って通うことができるでしょう。
さいごに1つだけ、自宅で出来るライバルの一歩先をいく中学受験準備情報をお伝えします。
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ちなみに、大半のお子さんは入塾時のクラスと小6のクラスは、あまり変わらないので入塾前の準備が重要です。(体験談)