中学受験については、一部の地域の一部の小学生が行う受験なので「なんで中学受験をするのか?」という点について、疑問を持たれる方も多いと思います。
あくまで一例ですが、我が家が中学受験をすることに決めた理由を紹介します。
中学受験をすることに決めた理由
- 子どもが希望したから
- より良い環境で中高6年間を過ごして欲しいから
- 子どもには公立校より合っていると思ったから
中学受験を考えている方の参考になれば幸いです。
※中学受験をおこなっている小学生は、首都圏でも約20%程度。全国だと約8%程度(附属上がり含む)です。
【中学受験をするかしないか】1.子どもが希望したから
中学受験をすることに決めた理由は、子どもが希望したからです。それぞれ、理由は異なります。
長男が中学受験を希望した理由
長男は昔から長めの髪型が好きで、特に”もみあげ”を残す髪型が気に入っていました。
ある日、小学校で地元の公立中学校への見学会がありました。
見学に行った際、中学生の先輩の髪がみんな短いことに不安を疑問を感じた長男は、中学校の校長先生に「中学校では、ボク髪型は大丈夫ですか?」と聞きました。
校長先生は「キミの髪は長いから、中学生になったら切らないとダメだよ」と笑いながら仰ったそうです。
この事に、長男はかなりのショックを受けていました。
この話を長男から聞いて我が家の「もみあげを残すための中学受験」が始まりました。
実際、中学校の合同説明会などでは長男の写真を持って「この髪型でも大丈夫ですか?」と聞いて回っていました(笑)。
かなりの数の学校に聞いて回りましたが「問題ないですよ」と仰っていただいたのは、20校中5校くらいです。
ちなみに、あれだけプライドをもっていた”もみあげ”ですが、中学3年生になった今は”もみあげ”がありません。理由は「そっちの方が女子にモテるから」だそうです…。
次男が中学受験を希望した理由
次男は、中学受験をしていた長男の姿を見ていたので、早くから自分も中学受験をするものだと考えていたそうです。
また、長男が小学5-6年生(次男が小学2−3年生)の時から、家族で休日の度に色々な中学校の文化祭に行っていたので、その中で私立中の自由で楽しそうな雰囲気に惹かれていました。
特にポケモンやゲームが好きな次男は、ポケモン研究会があったり、ゲーム同好会で学校でスマブラをやっているという環境に強く憧れてたようです。
そういった自由な校風がウリの学校は難関校に多いので、長男の時以上に大変でしたが…。
【中学受験をするかしないか】2.より良い環境で中高6年間を過ごしてほしいから
初めて私立中に行ったのは、長男が小学4年生の時の広尾学園の体験授業です。最先端のICT環境に、充実した英語教育。面白い授業の内容に、生徒さんの賢く礼儀正しい様子。
素晴らしい環境で、親子共に感動しました。
広尾学園の体験授業をキッカケとして、いろんな学校の文化祭や体験授業に足を運びましたが、どの学校も魅力的で私立中に行かせたいという気持ちが強くなりました。
【中学受験をするかしないか】3.子どもには公立校より合っていると思ったから
長男は小学校で”いじめ”にあうことはありませんでしたが、優しくて人に頼まれると断れない性格なので”いじめ”に合わないか心配でした。
長男の性格的に、落ち着いていて余裕がある生徒が多い学校の方が合っていると考え、大学附属校を中心に受験をすることにしました。
実際に大学附属校に入学して、性格的にもおっとりしている生徒が多く友達も沢山できました。
次男は、とても頑固で自分が納得しないことに対しては、絶対に自分の意見を曲げない性格でした。口も上手いので、同級生の女子と言い争いになっても負けません。
学校生活でも納得がいかない事があると、先生相手に一歩もひかずに反論していました。そのため、低学年の時は同級生とトラブルになることもありました。(謝りなさいと言われても納得しないと絶対に謝らず、むしろ先生に対して抗議していました)
そんな中でも、小学校では担任の先生がとてもできた方で、次男の意見をしっかりと聞いた上で、先生としての意見をぶつけて下さったので、次男も先生のことをとても信頼していました。
ただ、こういったある意味めんどうくさい性格の次男は、公立中学校だと疎まれる可能性が高いし、内申点も取れないだろうと考えていました。
実際、中学受験でご縁があった学校は生徒に対して非常に親身になってくださると評判の学校だったので、楽しみにしています。
中学受験をすることについて、よく聞かれる質問
結局、同じ大学に行くなら公立校から行った方がコスパがいいんじゃない?
私はそう思いません。なぜなら、良い大学に入るために中学受験をしているのではなく、より良い中高生活を送るために中学受験をしているからです。
地元の公立中と私立中を比較した時に、子どもに合っていてより良い環境はどちらか?を比較した結果、うちの子には私立中の方がよいと考えて中学受験をさせています。
そのため結果的に同じ大学にいったとしても、それまで過ごした環境や関係を構築した友達などが全く違うので、中学受験をした意味がなかったとは思いません。
中学受験をすることで、子どもにとってより良い環境を選んでいます。
なんで小学校受験はしないで、中学校受験をしたの?
住んでいる地域の小学校の評判がよく、当時通っていた保育園の子もほぼ全員が地元の小学校に進学をしたので、特に考えませんでした。
中学校受験もそうですが、住んでいる地域は受験をする上で非常に重要です。「行きたい学校、行かせたい学校がある」というのも受験をするモチベーションになりますが、「あの学校には行かせたくない」というのもモチベーションになります。
なんで高校受験じゃなくて、中学受験をしたの?
中学受験をする理由が十分にあった事にくわえて、2つ理由があります。
- 1つ目は、内申点が求められる事
- 2つ目は、高校受験になると私立中の選択肢が減る事
地元の公立中も評判は良かったのですが、生徒のレベルも高く内申点をとるのが非常に大変な学校でした。また、子どもたちも全教科オールマイティーにできて、先生の言うこともよく聞くような優等生タイプではなかったので、内申点をとるのも大変だろうなと考えていました。
では、内申点が関係ない私立高校の受験をしようとすると、こちらも中学受験と比較すると圧倒的に選択肢が減ってしまい、希望する高校に行くのはかなり大変です。
そのため、子どもの希望も含めて高校受験でなく中学受験をすることを選びました。
中学受験をする前の情報収集が大事
我が家が中学受験をする事に決めた理由について、考えをまとめました。
- 子どもが希望したから
- より良い環境で中高6年間を過ごして欲しいから
- 子どもには公立校より合っていると思ったから
中学受験をする理由は、人それぞれだと思うのであくまで我が家が中学受験をした理由となります。
お子さんによっては、仲の良い小学校の友達と一緒の中学校に行きたいと言う方もいると思いますし、地元の公立中の方が子どもに合っているという場合もあるでしょう。住んでいる地域や子どもの性格など、人によって状況が違うので一概に中学受験をオススメしているわけでもありません。
実際、子どもが自分から「中学受験をしたい」と言っても、自分から進んで勉強をするかと言うと全くしません(涙)。
なので、勉強しない子どもに毎日声がけをしたり、プリントやスケジュールを管理したり、多大なお金を払うという親の覚悟も必要になってきます。
正直、中学受験が始まる前から覚悟しきれるものでもないですが、後からこんなはずじゃなかったと思わないように、情報収集していくことが大事です。
TwitterやInstagramで中学受験に関する情報発信を行っているので、よかったらフォローして下さい。
さいごに1つだけ、自宅で出来るライバルの一歩先をいく中学受験準備情報をお伝えします。
中学受験が本格的に始まるのは小学4年生(小学3年生の2月)からですが、入塾時点で上のクラスを目指すためには低学年からの準備が欠かせません。
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ちなみに、大半のお子さんは入塾時のクラスと小6のクラスは、あまり変わらないので入塾前の準備が重要です。(体験談)