中学受験で最後に成績が伸びる子の特徴は…?
この記事では、そんな疑問を払しょくします!
中学受験で最後の方で成績アップするのは、以下のような子です。
- 脳体力がある子
- 勉強の楽しさに気付いている子
- 塾で相性の良い先生がいる子
- スポーツなどの習い事を一貫してやってきた子
- 受験することに納得している子
それぞれの特徴を以下でより詳しく見ていきましょう。
中学受験で最後に伸びるのはどんな子?
中学受験は小学校低学年からでも行うことができますが、そのときになかなか成果が出ないと親は焦りますよね。しかし、中には最後の最後でグンと伸びる子もいるんです!今まで満出来たことがやっと形となり、外に出るようになる子にはどんな特徴があるのでしょうか。
脳体力がある子
最後で成果を発揮する子には脳体力があります。脳体力とは、文字通り脳の体力で、集中力と似ています。長く勉強することができるだけの体力を持っていると、その持ち前の脳体力で培ったことを一気に放出できるようになる子がいます。
脳体力がないと、すぐに椅子から立ってしまったり、落ち着きがなかったりして授業に集中できません。いろいろなものに興味があるのは良いことですが、ひとつのことに集中できないと勉強に向いていません。先生の話を聞いていなければ理解もできないため、中学受験をするなら脳体力は必須と言っても良いでしょう。
実際、塾講師の私が生徒たちを見ていると、脳体力があって授業中ずっと集中できる子は受験期に覚醒します。定期テストだけでなく模試の点数も良くなり、順位が上がるので、ギリギリで志望校の偏差値を上げるなんて生徒もいますね。
勉強の楽しさに気付いている子
これはもう言わずもがなですが、勉強の楽しさに気付いている子は定着率が高くなるため、前半で力が発揮できなくても後半で伸びます。
前半はインプットに力を入れていて、後半でアウトプットできるようになるイメージと言えばわかりやすいでしょうか。頭の中に知識を入れることで精いっぱいなので成績としては評価されませんが、それが外に向かって出せるようになったとき、成績は一気に上がります。子どもなので、どうして今までアウトプットができなかったのか自分でもわからないと言う子は多いですが、一度コツをつかんでしまえばあとは伸びるだけという現象に変わります。
勉強が楽しくなければ嫌々授業を受けることになるので、志望校という確固たる目標があっても途中で挫折してしまうことがあります。ですから勉強がもともと楽しいと思っている子は最後にかなり強くなれます。
塾に相性の良い先生がいる子
中学受験をする子の多くが塾に通っていると思いますが、その場合、塾に相性の良い先生がいると受験で出し切る力はすごいです。
子どもは良くも悪くも素直なので、先生が嫌いだと勉強まで嫌いになってしまいます。単純なゆえに難しいといったところですね。ですから、塾に相性が良い先生がいると、勉強も好きになってくれて点数は伸びていきます。
不思議なもので、東大の先生でも相性が悪くて先生をチェンジしてくださいと訴えてくる子はいます。要は、先生との相性はあくまで性格的なところであって、学歴や実績ではないということなのです。
相性の良い塾の先生を探すなら、ぜひ塾の無料体験授業を利用してみてください。ほとんどの塾が行っているので、近隣の塾を回って、一番良いところに決める方法が確実です。ひとつの塾には複数の先生がいますから、先生を変えられる塾にするのもおすすめです。特に気に入った先生がいる場合は、複数の科目を担当してもらえないか聞いてみましょう。
スポーツなどの習い事を一貫してやってきた子
中学受験で最後に伸びる子の傾向として多いのは、ひとつの習い事を何年もかけてずっとやってきた子です。
スポーツでも芸術でも何でもいいのですが、何かひとつのことに対して真摯に向き合い、継続する力がある子は勉強にもその能力を使うことができます。逆に、飽き性ですぐに辞めたいと言い出す子は中学受験を始めても途中であきらめてしまうことがあります。子ども自身にやる気がないと教えることは不可能なので、そうなると完全に親のエゴと化してしまいます。
これは私の経験上の話ですが、5つも6つも習い事を掛け持ちしている子より、ひとつの習い事を長くしている子の方が集中力がある気がします。習い事が多すぎると、どこで何をどうしたのか混乱してしまい、習ったことを次の週に忘れてしまっているのです。もし、これを参考にされるなら、習い事は何かひとつに絞っていくのも悪いことではないと思います。
受験することに納得している子
中学受験で大切なのは、子ども自身が受験することに納得していることですよね。高校受験ならほぼ全員がすることなので子どもも納得しやすいのですが、中学受験はしない子も周りにたくさんいます。そのため、「どうして私だけこんなに勉強を頑張らなきゃいけないの?」と疑問を持つなど、周りと自分を比べて納得できなくなる子もいます。
大人でも、納得できないことに取り組むのは厳しいでしょう。イラついたり、不快な思いをしたりするものです。それが子どもならなおさらでしょう。ですから、中学受験は必ず本人が受験を納得している必要があります。そうすると、後半になってもどんどん点数が伸びていきます。
今から親ができることとは
では、中学受験をする我が子のために、今から親ができることには何があるのでしょうか。力になってあげられるのなら、どんなことが効果的なのでしょうか。本気で志望校合格を目指すなら、以下のことをやってあげてください。
塾選びに時間をかける
まだ塾に通っていないなら、塾選びは時間をかけて丁寧に行いましょう。無料体験授業に親子で出向き、塾のことを教室長から聞きます。中学受験のことに触れ、どのような対策をしてくれるのか具体的に聞くことが大切です。
比較対象を作るために、最低でも3つの塾を回りましょう。ここにはオンラインの塾を含めても構いません。どの塾がいいかは子どもの性格や学力にもよるので、集団塾がいいのか個別指導塾がいいのか、それともオンラインでのマンツーマンがいいのか、子どものために最も力を尽くしてくれそうなところを選んでください。ネット情報に加え、自分の足を動かして得た情報も貴重です。
志望校に見学に行く
中学受験のモチベーションを上げてもらうために効果的なのは、志望校見学に行くことです。もし合格できたら通うことになる学校だよと親子で見学すれば、具体的なイメージが子どもの中に芽生えます。
言葉では受験と言っていても、具体的にはよくわかっていないとイマイチやる気につながりません。ですから、実際に見学をして志望校に対するワクワク感を感じさせてあげるのです。きっかけは何でも構いません。初めての電車。かわいい、かっこいい制服。優しい先生。キレイな校舎。数ある部活動…。どれかひとつでもときめきを感じたら、中学受験を頑張ろうという気持ちは一段と高くなります。
中には、受験をする気ではいるけれど、緊張や不安を抱え込みやすい子もいます。新しい環境に慣れないかもという気持ちを拭い去るには、実際に行動に移して志望校までの道のりや、校舎内を知ることが有効です。
家庭内での喧嘩をやめる
脳科学では、家庭内の夫婦喧嘩は子どもの学力を下げるというデータがあります。ですから、中学受験をすると決めたなら、できる限り子どものいる前では家庭内で不穏な空気を出さないようにするようにしてくださいね。
残念ながら、私の塾に来ていた生徒の中にも親が喧嘩の末離婚してしまい、塾にさえ来られなくなった子がいます。その子は元気いっぱいの小学生の男の子だったのですが、他の先生からうつ状態ではないかと言われるほど気力をなくしたようになってしまいました。私が担当していましたが、あれから何年も経ちますが復塾することなくそのまま今どうしているか知りません…。
家庭での環境が子どもに与えるショックははかりしれないものです。常に朗らかに楽しくいることは不可能です。しかし、喧嘩をするなら子どもがいないときにするなど、工夫はできます。なるべく良い環境で勉強できるよう、家族も協力してあげましょう。
中学受験で最後の伸びる子は大勢いる!家族で協力しよう
中学受験をしようとしているのに成績が全然伸びないと悩んでいる保護者の方がいるならば、後からグンと伸びるタイプの子もいることを知ってくださいね。もしかしたら我が子がそうかもしれません。合格に向けて親が子どもにできることを確認し、過干渉になりすぎない程度で協力しましょう。
さいごに1つだけ、自宅で出来るライバルの一歩先をいく中学受験準備情報をお伝えします。
中学受験が本格的に始まるのは小学4年生(小学3年生の2月)からですが、入塾時点で上のクラスを目指すためには低学年からの準備が欠かせません。
そうはいっても、習い事もやっているし毎週塾に行くのは大変という方も多いのではないでしょうか。
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ちなみに、大半のお子さんは入塾時のクラスと小6のクラスは、あまり変わらないので入塾前の準備が重要です。(体験談)