関西の中学受験に強い塾の選び方がわからない…。
この記事では、そんなお悩みを解決します！
本記事では、関西の大手進学塾で、かつ評判の高い6つのおすすめ塾を徹底比較します。
比較対象の塾
- 浜学園
- 希学園
- 馬渕教室
- 日能研
- 能開センター
- 進学館
それぞれに特徴があるので、現役塾講師のわたしが「なぜその塾がおすすめなのか」を徹底解説します。
塾選びのポイント
お子様を中学受験させると決め、そのための進学塾へ入れるのであれば、その保護者が知っておかなければならないのは塾選びのポイントです。
塾で頑張るのはお子様ですが、その塾を選ぶための情報収集能力が試されているのは保護者の方です。
後悔しない塾選びをし、お子様の体力や能力的にも、ご家庭のご予算的にも無理のない塾を選びましょう。
塾選びのポイント
- 志望校に強い塾を選ぶ
- お子様の性格に合った塾を選ぶ
志望校に強い塾を選ぶ
塾選びのポイントで一番大切だと言っても過言でないのが、志望校に強い塾を選ぶことです。中学受験に特化した塾ならベースとなる勉強は十分できますし、ハイレベルな授業内容を理解することもできます。しかし、実際に受験するとなれば志望校の入試の出題傾向を知っておかなければなりません。
生徒は頭が良くても、出題形式が少し違うだけでまだ混乱するところもあります。それが、毎回同じような出題形式の問題だと安心し、どのように解けばいいか慣れていきます。塾でその入試のフォローがあるのとないのとでは合格率に差が出てくるので、志望校が決まっている、または志望校がある程度絞れているならその学校への実績がある塾を選ぶようにしましょう。
お子様の性格に合った塾を選ぶ
塾選びのポイント2つ目は、お子様の性格に合った塾を選ぶことです。まだ小学生ですから、自分には合わないと思ったら勉強のやる気は一気になくなってしまうからです。
例えば、運動が得意で順位が上だと喜ぶ子であれば、競争心をかきたてる能力別のクラスが用意されている塾との相性が良いでしょう。ライバルと切磋琢磨し、「今度はもっと上を目指す」と頑張れます。
逆に人と競争することが苦手で、どちらかというとひとりで静かに黙々と何かに打ち込むことが好きな子であればオンライン学習ができる塾が向いています。自分のペースで学習することができる安心感、自宅で勉強できるという安堵感があれば、より勉強がしやすい環境が整います。
関西の中学受験に強いおすすめ塾
ではここからは、関西の中学受験に強いおすすめの塾を紹介していきます。それぞれの個性があり、通いやすさやコースの種類、料金の高さなどで違いがあるので、各ご家庭に合った塾を見つけてみてください。
関西の中学受験に強いおすすめ塾
- 浜学園
- 希学園
- 馬渕教室
- 日能研
- 能開センター
- 進学館
1. 浜学園
関西で中学受験をするために塾を選ぶとしたら、有名どころは浜学園です。老舗であることから知っている方も多いのではないでしょうか。
特に灘中学への入学を考えている方にはおすすめです。合格実績が高く、灘中学の合格者数日本一を連覇している大手進学塾ですから灘中学の入試を知り尽くしているのです。もちろん関西を中心に難関中学への入学者を多数輩出しているので、志望校への入学者が多ければ資料請求や見学から始めてみてください。
| 学校名 | 合格者数 |
|---|---|
| 灘中 | 92名 |
| 東大寺学園中 | 150名 |
| 西大和学園中 | 260名（内、女子42名） |
| 洛南高附属中 | 137名（内、女子31名） |
| 大阪星光学院中 | 100名 |
| 甲陽学院中 | 83名 |
| 神戸女学院中 | 47名 |
| 四天王寺中 | 118名 |
| 洛星中 | 88名 |
| 白陵中 | 86名 |
| 須磨学園中 | 166名 |
浜学園にはWebスクールというコースがあることも特徴です。浜学園に通いたいのに、遠くて通えないという方の声を聞いてできたコースです。オンライン上で浜学園の授業が受講でき、何度でも見返すことができます。
能力別でクラスを編成しているので、競争心が強い子や、高みを目指すことが楽しいと感じられる子なら相性も良いでしょう。
2. 希学園
浜学園をおすすめするなら希学園もおすすめしたくなるのは、希学園が浜学園から独立した講師が設立した進学塾だからです。
希学園をおすすめするのはとにかく地頭が良い子です。希学園は頭の良い子だけが集まる塾で、公開テストの難しさは生半可なものではありません。他塾で成績が良い子どもでも、希望学園では周りが優秀なので、偏差値が下がることもあります。
集団塾だと、わからないところがあってもなかなか手を挙げられない生徒もいます。わからないと言うことが恥ずかしかったり、授業の進行を止めることに抵抗があるからです。しかし、希学園にはチューター制度があり、ひとりひとりに担当の講師がつくため疑問点はすぐ払拭できるようになっています。
特筆すべきは、合格者数は浜学園に負けているけれど、合格率では浜学園を抜いている点です。効率的かつ、受験に成功することに力を注いだ塾ですね。
3. 馬渕教室
馬渕教室は、今勢いがある進学塾で校舎数も合格率も増えてきているためおすすめです。中学受験だけでなく高校受験にも力を入れているので、中学に入ってからも継続して塾に通う予定であれば馬渕教室を検討してみるのも良いでしょう。
馬渕教室には最難関コースがあるため、そこで志望校を目指せばハイレベルな能力が付きます。難しい問題にチャレンジしてみたい、このまま地元の中学に進学したらきっと授業が簡単すぎてつまらない、そう感じる子におすすめです。
ただ、最難関コースに入るには資格がいるため、まずはスタンダードなコースで授業を受けてどんどん能力を高めていく必要があります。
4. 日能研
日能研というと、塾に詳しい方は関東の塾ではないかと思うかもしれませんが、こちらは現在関西に進出しています。
おすすめしたいのは理系の子ですね。もちろん文系でも問題なく通えるのですが、日能研の特徴のひとつに理科に強いことが挙げられるからです。まだ小学生だと将来の夢ややってみたいことはコロコロ変わるかもしれませんが、理科に素養があるなら日能研でその能力をさらに高めてあげるのも良いでしょう。
難関中学のみを狙っているわけではなく、中堅の学校も志望校として見据えたいなと考えている子にもおすすめできます。第一志望から第三志望くらいまでを見据えて選んでみてはいかがでしょうか。
5. 能開センター
能開センターは大阪南部の中学受験に強い塾です。おすすめしたいのは星光中学を狙っている子ですね。星光中学への合格者数がかなり多く、実績を積み上げている勢いのある塾だからです。
選抜クラスにはαクラスというものがあり、最難関校を目指す生徒にわかりやすい授業を展開しています。生徒にだけでなく、保護者に向けたアドバイスもあるため面倒見が良い塾です。何か困ったことがあったりわからないことがあれば気軽に聞いてみましょう。
6. 進学館
進学館は、効率的に勉強をしたい子におすすめです。合格率は浜学園や希学園といった大手に負けておらず、最難関クラスのステージEに入れば灘中学などの難関中学への入学も夢ではありません。
少人数の塾の方が安心できる子、膨大な宿題をこなすよりも効率重視で勉強したい子、算数が得意でさらに伸ばしたい子なら進学館との相性が良いです。無理なく勉強を続けられるボリュームに留めているため、ただ勉強をこなすのではなくきちんと定着できるように設定されている点が優秀です。
関西の中学受験に強い塾はお子様との相性も見て決めよう！
関西には中学受験に強い塾がたくさんありますが、難関中学への進学を目標としている塾で、かつ評判が高くおすすめできる塾は浜学園、希学園、馬渕教室、日能研、能開センター、進学館の6つです。
塾の性質とお子様の性格がマッチするところであれば、嫌がらずに勉強に励んでくれるでしょう。まずは無料体験授業を受けてみて、どこが良いか聞いてみることをおすすめします。
どこが良いか迷う方は、関西最大手の浜学園の体験授業を受講されることをおすすめします。
さいごに１つだけ、自宅で出来るライバルの一歩先をいく中学受験準備情報をお伝えします。
中学受験が本格的に始まるのは小学４年生（小学３年生の2月）からですが、入塾時点で上のクラスを目指すためには低学年からの準備が欠かせません。
そうはいっても、習い事もやっているし毎週塾に行くのは大変という方も多いのではないでしょうか。
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ちなみに、大半のお子さんは入塾時のクラスと小６のクラスは、あまり変わらないので入塾前の準備が重要です。(体験談)
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