2021年10月から放送が開始されたドラマ「二月の勝者」3話のネタバレ・あらすじを紹介します。
ビックコミックスピリッツで連載中の人気漫画「二月の勝者」がついにドラマに!
本記事では時間がなくてドラマを観れなかった方や、見逃してしまった人に向けてネタバレ・あらすじを紹介します。
中学受験生の親目線での感想もお伝えするので、実際の中学受験との違いについても参考にしてくださいね。
「二月の勝者」ドラマ3話のあらすじ
3月13日。桜花の講師室では、年度始めの恒例行事である生徒達の情報共有会議が行われていた。
しばらく会議を聞いていた黒木(柳楽優弥)がおもむろに口を開き「資料を読むだけなら各自が目を通せば済む。くだらないマンネリは打破すべき」と切り捨てた。納得できない橘(池田鉄洋)が言い返そうとした瞬間、木村(今井隆文)が慌てた様子で講師室へ入ってきた。なんと、ルトワックのビルに入っていく前田花恋(田中絆菜)と母・麗子(高岡早紀)を目撃したというのだ。転塾するのではと動揺する講師達に対し黒木は「放っておきましょう」の一言で片付けてしまうのだった・・・。
「二月の勝者」ドラマ3話のネタバレ
佐倉(井上真央)は「花恋が転塾を検討しているのは自分の責任だろうか」と黒木に問うと、黒木は「もしそうだとして、あなたに一体何ができるのか」と冷たく言い放った。
その夜、講師達は井の頭ボウルにて花恋の転塾について不安げに話していた。講師のボーナスは生徒の合格実績のポイントに応じて支給され、いわゆる御三家と呼ばれる難関校への合格は、そのポイントが特に高いのだ。花恋の担任である橘にとっては死活問題だった。
そこへ、またもや慌てた様子の木村が登場。今度は黒木がキャバクラに入っていく姿を目撃したというのだ。木村・橘らは、優秀な生徒が転塾しそうにもかかわらず呑気な黒木の態度に不信感をあらわにした。
翌日、花恋はいつも通り桜花に出席した。それを森(寺川里奈)から聞いた橘は花恋と話をしようと立ち上がるが、黒木に「放っておきましょう」と止められる。
自習室で食事中だった花恋は、Aクラスの上杉海斗(伊藤駿太)を見つけると「なぜルトワックを辞めて桜花にきたのか」と質問する。すると海斗は怒った様子で「関係ないだろ!」と答えた。続けて花恋が「双子の弟がルトワックのS1クラスにいるのは本当か」と尋ねるも、海斗は無言のまま去ってしまった。
佐倉は移動中の花恋を見つけ声をかけるも、無視される。花恋は友人達に「桜花もう無理かも」とこぼしていた。講師室で佐倉は、黒木に言われた『あなたに一体何ができるんですか』という言葉を思い出し、花恋の個人ファイルを眺めていた。そこに桂(瀧内公美)が現れ、花恋の母・麗子についての人となりを佐倉に話して聞かせた。
帰宅中の黒木に灰谷(加藤シゲアキ)が接触。灰谷は花恋の転塾について「そんな事態になれば黒木の面目も丸潰れ。」と忠告。黒木は「心配してくれて感謝する」と言い去ろうとするが、灰谷は続けて「優秀な生徒に桜花のシステムや指導方針は合わない。それが証明されたようなもの」と付け加える。黒木は「その答えを出すのはまだ早い」と反論し、去って行った。
その夜12時頃麗子が帰宅すると、花恋はまだ勉強していた。「明日からルトワックの授業が始まるため、その予習をしておきたい」とのことだった。
ルトワック体験入塾初日。算数の問題が配られ解き始める花恋。すると自分より圧倒的に早く解き終わった生徒の存在に驚きを隠せない。また、他の生徒もすでに先の問題まで終えており、花恋は一人取り残されてしまった。
桜花にて。直江樹里(野澤しおり)は花恋が連絡なしに欠席したことを不安に思っていた。廊下で佐倉を見つけると「あんたのせいだからね!」と詰め寄り、「花恋が辞めたら自分も辞める」と言い去っていく。講師室に麗子から入電。佐倉が対応すると、桜花へやって来るという。桂も黒木も不在で動揺する橘。佐倉が「直接謝罪したいため対応する」と進言すると「担任として責任持って対応する」と橘。そこへ黒木が登場。2人のやりとりを聞いており「お2人で対応をお願いします」とのこと。
麗子との面談。佐倉が自身の花恋への対応について謝罪すると、麗子はすでに把握しており転塾を希望したのは佐倉のせいではないというのだ。実は花恋は周囲と比べ勉強ができることが原因で、同級生や先生とうまくいっていないという。しかし桜花では仲の良い友達に恵まれ楽しく通っていたので、今回花恋から転塾の希望を聞いたときは少し驚いたとのこと。麗子は花恋について「本人の意思を尊重したい。親としても出来る限りフォローしたい」と語った。佐倉も麗子の想いに寄り添い、共感した。
橘は、今後導入予定の特待生システムで授業料の大幅な減額が可能であると説得を試みるも、麗子は「そうですか」と意に介さない。続けて麗子は、桜花の授業はルトワックの体験授業のため欠席させたと丁寧に説明した。
井の頭ボウルにて。佐倉は面談の内容を桂に話し、麗子はしっかりした母親だったと2人で再認識していた。そこへマスター(加治将樹)の娘・紗良(住田萌乃)が帰宅。佐倉は紗良の荷物に気づき「弓道やってるの」と尋ねた。実は佐倉も弓道経験者で、紗良は「弓仲間ができた」と喜んだ。
ルトワック体験入塾2日目。花恋はテストで62点と、クラス最低点をとってしまいショックを受ける。入塾3日目。自習していると見知らぬ生徒に「S3の子?」と馬鹿にされ、席をどかされてしまう。入塾4日目。質問しようとするも新入生だからか講師に名前を覚えてもらえておらず、自尊心が傷つく。
その夜黒木は帰宅中、肩を落として帰宅中の花恋を見かけた。が、声はかけなかった。
花恋は帰宅後深夜1時過ぎまで勉強していた。そこに麗子が帰宅。花恋は「ルトワックの生徒に負けたくない」と訴えるも、麗子は「これ以上は身体を壊す。これは医師としての忠告。」と勉強をやめて寝るようにと強く言った。しかし花恋は「落ちこぼれになりたくない。もう少しだけ」と食い下がり、ついに麗子は「ママがお風呂に入っている間に終わらせなさい」と渋々了承した。花恋は問題を解き続けるが思うように進まず、シャープペンで自身の足を傷つけてしまった。
翌朝、佐倉は学校に行かず公園でブランコに座っている花恋を見かけた。佐倉がどうしたのかと尋ねると花恋は「桜花はもう辞めるんだから関係ない」と言い去ろうとするが、佐倉は花恋の手を取り引き止める。すると花恋は「私が辞めると桜花の合格実績があげられないから都合が悪いのだろう。桜花のために勉強してるわけではない」と捲し立てる。それに対し佐倉は「花恋にはルトワックに移っても頑張って欲しいと思ってる」といい、麗子と面談したことも伝えた。ふと、佐倉は花恋の足の傷に気づき問いただすが、花恋は「関係ない」と言い走り去って行った。その時、灰谷が離れた場所から2人のやり取りの一部始終を見ていた。
灰谷は桜花で黒木を待ち伏せし、佐倉と花恋のやり取りを伝え忠告した。その後話題を花恋と麗子に移し続けた。花恋はルトワックで苦戦しており「麗子が花恋のやる気をストップさせている。まずは麗子に意識改革をしてもらう必要がある」といった。また、必要があれば花恋を切り捨てるともいった。実は、黒木にも海斗をルトワックで切り捨て桜花に転塾させた過去があったのだ。
佐倉は、黒木が講師室に入ってくるなり今朝の花恋とのやり取りを報告した。足の傷についても伝えると、黒木は佐倉に「いつでも花恋の母親と連絡が取れるようにしておくこと」とだけ伝え、講師室を後にした。
夕方。ランドセルを背負った花恋の前に立ちはだかる黒木。落ち着いて話せる場所に移動し、甘酒を花恋に奢る。黒木は花恋に「顔色が悪いが自覚はないのか」「今から飛ばすと2月までもたない」と伝えるも、花恋は「自分で頑張りたくてやってるのになぜ止めるのか」と声を荒げる。すると黒木は「なぜ勉強ができる子だけ褒められないんだろうね」と花恋の満たされない承認欲求を察する。ルトワックでの扱いを思い出した花恋は涙を流していた。涙を拭いた花恋に黒木は「花恋は女王になれるところでしか輝けない」「花恋は女王様だ、少なくとも僕や桜花にとって」と言い、桜花で待っていることを伝える。
翌日。花恋は桜花に戻ってきた。麗子からも「今日からまた宜しくお願いします」と連絡があった。黒木は佐倉に花恋が戻ってきた経緯を説明した。花恋は競争心を煽るより、褒めて伸ばした方が効果的であること。自尊心が高いため、一度納得するまでルトワックを経験させないと不安や苛立ちは拭えないこと。この2点だった。また、麗子も母親として素晴らしく、花恋の意思を尊重するばかりでなく必要があれば大人として導くことも忘れなかった。
その夜、黒木は井の頭ボウルに現れ紗良を連れ出かけて行った。出かけた先はなんと、様々な年齢の子どもが集まって勉強している部屋だった。黒木と紗良はそこで先生として教えに行っていたのだった。
「二月の勝者」ドラマ3話の感想
2話のラストでの黒木の行動の謎が早速明かされましたね!
まさかキャバクラを楽しんでいるわけではないと思っていましたが、勤務時間外でもああやって勉強を教えるなんて、私だったら絶対できません!笑
あそこまでするのには、必ず何か理由があるのだと思います。黒木の過去がますます気になりますね。
2話もそうでしたが、黒木は生徒の長所を伸ばす教育が得意だなと改めて感じました。一見冷たい態度でもきちんと生徒のことを考えて動いているし何より、先の先まで見越せていて本当にすごいです!四話からは私も黒木のように先を予測しながらドラマを見たいと思います。
「二月の勝者」は受験生の親のあり方も学べる
3話の影の主人公は花恋の母・麗子だと思います。ドラマ中の黒木のセリフにもあったように、子どもの意思を尊重しつつ、大人として導いてあげるべき場面ではきちんと導いてあげることの大切さがすごく伝わりました。この2つはバランスが重要で、どちらかに偏ってしまうと子どもがうまくパフォーマンスを発揮できないと思います。
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