ニュース作文コンクール 指導者研修

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2013年12月6日に、朝日新聞の本社にて「ニュース作文コンクール 指導者研修」が実施されました。神奈川県私塾協同組合と朝日新聞社でおこなう、ニュース作文コンクールのイベントの一つです。講師は、朝日新聞横浜総局長の脇坂嘉明氏です。神奈川県内の協同組合加盟塾の先生方だけでなく、首都圏協同組合連合会の東京、埼玉、茨城の先生方も多数参加しました。

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文章を読み取る力はコミュニュケーション力の基本だ、といった導入から話がはじまります。「日本語練習帳/大野晋」の内容を引用しながら、「は」「が」にこだわる、主語と述語をなるべくくっつける、などという具体的な文章作法と話は展開していきます。

読書感想文では、いわゆる「書くチカラ」は養成されない。ここでいう「書くチカラ」というのは、書こうとする意図、内容の全体を把握するチカラを意味している。そうしたチカラをつけていくには、縮約が最も適当だ。縮約というのは、例えば1200字で書かれた文章を400字でまとめる、さらに100字でまとめる、最終木には8字から12字の見出しにしてしまうこと。

縮約が難しければ、書き写しで良い。例えば天声人語は600字程度だが、これを中学生に書き写しをさせると1時間近くかかってしまう子がいる。それが一週間ほど書き写しを続けていくと20分ほどに短縮される。これは、段落ごとに内容を把握していたのが、しだいにブロックごとに文章を把握していくようになるからだ。

こうした訓練を積んでいくと、例えば面接試験などでも、まず最初に8文字から12文字で自分のいいたいことをスパッと言い、その後で200字程度での言いたいことの要約が続くような、相手にわかりやすい話し方ができるようになっていく。

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今日のおおざっぱなまとめです。確かに、学校では今日の講義内容のような「読む力・書く力」の養成はできていません。それだけの時間的な余裕が先生方にはありません。そういった意味で、塾の出番かな、とも思います。今までと違って、入試で求められる力がこうした方向にふれているのも確かです。

いろいろと考えることの多いセミナーになりました。ありがとうございました。